【第3話】人生で大切なことはすべてアナログゲームが教えてくれた

前話: 【第2話】人生で大切なことはすべてアナログゲームが教えてくれた。

ゲームマスターとファシリテーション



大切なことであり、就職活動に大いに役立ったのがファシリテーターとしての技能である。


なんで、アナログゲームで学べたのか?


それはTRPGのゲームマスターを多くやってきたことにある。


とくにコンベンションと呼ばれる色々な人が集まる場所でのゲームマスター経験はプレゼンテーション能力やファシリテーション(扇動すること)能力がものすごく鍛えられる。

しかも、遊びながらなのだ。


それはなぜか?


まず、ゲームマスターをするには、まず時間内にシナリオを終わらせられる時間管理能力と、参加者に行動を促してシナリオを進行させる能力が必要になるのだ。


頭ごなしの強制では場の雰囲気が悪くなるので、あくまでもノリ気にさせて盛り上げることだってやらなければならない。

そうした経験が新しい環境にいったさいに交流のための力にもなるし、チームリーダーらしいポジションで活躍できる技量となるのだ。


また、コンベンションでゲームマスターをするためにはだいたいの場合、自分がどんなゲームをするのかを募集することが基本だ。

文章で事前に集めることもあれば、コンベンション会場で参加者の前でプレゼンテーションをすることも多い。


この経験も企画職を目指すにあたったは多少の自信となって踏み出すキッカケをくれた要素だ。


僕の今の人生を作ることになった「プレゼンテーション力」と「ファシリテーション力」はアナログゲームから学ぶことができたのである。

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