○○との出会いは突然に…遭遇?!

著者: 柳園 由香里

いのししとはじめて出合った日から数か月後

旦那「いのしし狩りに行こうと思うけど、行く?」

私「…」

予想だにしない質問に、どうしようかな。

私「とりあえず、会社に休みの申請をだしてみようかな」


翌日、会社に休みの申請をしたら、

「なんで休むの?」と聞かれて、

私「いのしし狩りに参加しようと思います。」

上司「…」

どうも一般的な出来事ではないらしい。

まだ入社して数か月の会社で、どうも我が家は変わり者と認識され始めているようです。


いのしし狩りに行く日までの間に、蛍光色の服を買い、準備万端。

旦那と二人でいのしし狩りをする為、お友達の家へいざ出発。

雪深い道を進み、お友達の家に到着。

着いた日の夜は、みんなで食べて話して楽しく夜が更けていきました。


翌日、あいにくの天気でしたが、みんなで車にのり、いざ出発!!

現地に着くと、

「女の子は、車の中で待っていてね」

「!!!???」

こんな蛍光色の服を着て、一人車の中で待機ですか!!!???

しょうがないので、ぼーと雪山を拝んでました。

すると、車の無線から声が。

「…□○…」まるで、聞き取れない。

根気よく話していると、どうも猟犬が罠に引っかかってしまい

私たちの犬ではないか?というお話でした。

連絡を取ろうと思っても電波もままならず、どうにか電波が繋がった

瞬間に旦那にSOSを伝え、みんなが下山。

どうも私たちの犬ではなかったようでした。


結局、その日は猪はとれずでしたが、この時食した猪の肉はとてもおいしく、

いままで想像していた感じとはまったく違うのものでした。

この時の遭遇はまた、私をいのししへと導いていきました。




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