キング牧師の名言によって見つけた自分の生きる道

2 / 3 ページ

前話: AKBの〇〇ちゃんのものすごい記憶力に驚いた話
次話: 社会不安障害の引きこもり、自殺未遂の私が大学を卒業し、就職して営業で仕事をしていた話。そして精神科治療の問題点について。小学校、中学校編

that one day
いつの日か

on the red hills of Georgia,
ジョージア州の赤土の丘の上で,

the sons of former slaves
かつての奴隷の子孫たちと

and the sons of former slave owners
かつての奴隷主の子孫たちとが,

will be able to sit down together attable of the brotherhood.
共に兄弟愛のテーブルに着くことができるようになるだろうという夢だ。

I have a dream
私には夢がある。

※実際にはもっと長い演説です

「問題になっていることに沈黙するようになったとき、我々の命は終わりに向かい始める」
Our lives begin to end the day we decide to become silent about things thatmatter.

このままでいいのか?

小学生から闘病しているが社会不安障害で苦しんでいる患者は推定300万人以上いる。

うつ病などの他の精神疾患で苦しんでいる人も数百万人いる。

しかし、偏見、差別は多く。福祉政策、日本の精神科医療のシステムは変わらない。

このような問題は長年指摘されていることです。

ツイッターやネットなどを見ていると、これからの日本の将来を担っていく学生や若者、年代を問わず、社会不安障害やうつ病や他の精神疾患で悩んで、病気によって日常生活に支障をきたしていたり、貧困になっていたり、病気を隠して働いていたり、自殺を考えている人の多さを痛感しました。

精神疾患は目にみえないですし、偏見も多く辛さを吐き出す場所が日本では整っていません。

精神科医やカウンセラーも長く話を聞いてくれません。

また、精神疾患は体験者でなくては、その辛さは理解が難しいので匿名のネットやSNSなどに気持ちを書き込んだりしている傾向が強いです。

私の発症した社会不安障害やうつ病は自殺したいと追い込まれてしまう精神状態になりやすいです。

世界中で命を絶っている人が大勢います。

このまま放置していても何も変わらない。

自分は小学生で病気を発症したからこそ、精神疾患の辛さや病気に対する偏見など実体験からわかることが沢山ある。

そして社会不安障害やうつ病だけでなく精神疾患への偏見や差別をなくさなくてはいけない。

私はそんな社会を変えたい。精神疾患で苦しんでいる人も暮らしやすい社会に。

そう思いました。

世間の大多数の方は、精神疾患に関してはうつ病という言葉を聞いたことがあるくらいで関心はないでしょう。メンタルを病むと人は本当に死にたくなってしまうんです。

精神疾患の患者は日本国内だけで何百万人もおり、病気の影響で自殺者が増加

している社会問題なのです。日本は先進国の中でも自殺者がトップクラスに多いです。

年間約3万人と発表されていますが、3万人でも異常な状況ですが、

実際にはもっと数が多いと言われています。

遺書がなかったりすると変死として扱われるので、自殺者数にはならないのです。

また、自殺未遂者も自殺者数にはカウントされませんが非常に多いです。

私は東京都内に在住ですが、電車の人身事故が毎日のように起きています。

電車に飛びこむ人の気持ちは、私も病気の症状が辛く自殺を考えたこともあるので非常にわかります。

自分のできることは何だろうか?

病気の症状で日々辛い生活で、対人交渉も苦手だし、勇気を出してスピーチをしようと思っても

社会的な影響力があるわけでもないから、キング牧師のように大勢の前で演説などもできない。

キング牧師のように勇敢に活動することはできないかもしれない。

ただ、文章を書くことはできる。

本になれば目にする人がいるかもしれない。

自分が死んでしまった後でも本は残り続ける。

なぜ私が本にしようと思ったかというと、自分が社会不安障害や精神疾患に関する本を目にして

そのことによって、知ることができた情報がとても役にたったからです。

マスコミも精神疾患などについては深く報道することもしません。

芸能人がうつ病を告白したということがネットニュースになったり、テレビ番組で放送されるような風潮です。認知の為にはよいかもしれませんが、一般人は病気をオープンには中々話せません。

今はネット上にも情報はたくさんあります。しかし情報が多すぎて、そこにたどり着くことができないことも多数あります。また病気を体験している患者の声を広く届けることで、精神疾患は社会問題であるという認識や世論が生まれ。患者に対する偏見や差別の問題。

そして福祉政策や治療の研究も進むと考えています。

私は社会不安障害とうつ病を併発しましたが、うつ病よりも社会不安障害は発症年齢も低い傾向があり、学生時代に発症する患者が多いです。自殺企図率も高いというデータもあり、うつ病と同じ以上にやっかいな精神疾患であり、患者は対人的なことに不安を感じることも多く集まることが難しく、社会に発信するということが難しいので認知度も低く、患者の置かれている状況の把握や治療の研究も進まないですし、自分自身の実体験から早期に病気だと認識することが大切であると考えていますが、発症してから医療機関に受診するまでの時間が長すぎるので、非常に問題があり、学生時代に発症すると貴重な学生時代や今後の人生を棒に振ってしまう可能性が高いので認知度を上げることが重要な精神疾患だと考えています。


社会不安障害に関しては様々な情報がインターネット上にあります。

製薬会社が薬を売るために、社会不安障害という精神疾患の病名を作ったという方もいますが、

この精神疾患が注目されるようになったのは日本ではまだ年数が浅いです。

実際にそういった側面もあるかもしれませんが、この症状に苦しんでいる患者が世界中にいます。

治療法も世界中で研究中で確実に完治するという明確なものは、はっきりとしていません。

長年苦しんでいる患者が多数います。うつ病等の他のメンタルの病気も同様です。

多くの精神科医はこの病気の実態を本当には理解できているとは思えない部分も大きいです。

研究をしている精神科医も、病気の体験者ではないので理論は理解していても、
症状の苦しみや、日常生活で起きる問題、貧困、自殺にまで陥ってしまうということは理解が難しいと思います。

医師は民間企業での勤務経験もない場合が多数なので、患者が社会生活でこんなにも困難な状況になっていると理解するのは困難だと思います。

精神科医も素晴らしい方もいますが、ただ3分の診療で薬の処方箋を事務的に出すというケースが多く

知識不足の精神科医もおり、誤診や適切な治療が行われていない現実があり社会問題です。

病院に行ったことがない方はわからないと思いますが、医師によって対応が全く違います。

歯科や内科等でも開業医によって対応が違うと思いますが、精神科医療は検査でわかるものではないので、医師のレベルとモラルが問われます。簡単な診察で病名を診断されて投薬治療が始まれば何も知識のない患者は誤診であろうが、薬が合わなくても通い続ける場合もあります。

患者は信頼できる医師に出会うまで病院を転々とするケースが多いです。

医師免許と多少の知識さえあれば、密室の空間での診察ですから医師の裁量で全てが決まります。

患者が自殺や自殺未遂をしても罪に問われることもよほどの誤診や異常な投薬でも行っていない限りないでしょう。

社会不安障害やうつ病等の治療では精神薬を処方されますが、精神薬の精神への影響、副作用、依存性、安全性などが保障されていないんです。

しかし製薬会社は薬の販売で収益をあげるために、献金や癒着がある場合もあります。

精神薬の薬害訴訟は海外でも起こされています。

精神薬は添付文書という薬の効能や副作用などを記載したものがあるのですが、リスクはあります。

しかし、症状を放置して置いて自然治癒するものでもないので、臨床現場の医師のレベルやモラルが問われる状況です。薬の多剤処方はするべきではないと私は思いますが、インフォームドコンセントを行い、薬のリスクも説明の上で薬をある程度使用して症状を緩和させることと合わせて、カウンセリングなどを併用するべきだと私は思っています。

精神疾患は脳や神経、心理に関わるので、知識不足の医師が臨床現場で安易に診断や投薬治療を行う日本の精神科医療は改善するべきだと色々な病院に行って感じました。

私は専門家ではありませんが患者目線から見て、精神科医だけでなく精神科医療に関わるカウンセラーや薬剤師、精神保健福祉士などの教育をきちんと見直すことも必要だと考えています。


日本に何百万人といる精神疾患患者。そしてこれから発症する予備軍。色々な研究者の意見もあるでしょうが、現代医学では確実に治る治療方法は見つかっていません。

精神疾患患者を社会で偏見、差別していても何も生まれません。

ネットや精神科医ではわからない症状や、学生期、社会人になってどんな困難が待ち受けており、

なぜ患者が自殺や貧困に陥ってしまうか。

世間の精神疾患に対する偏見や差別。

日本の精神科医療の問題点。

精神疾患患者に対する行政の支援体制の問題点。

精神疾患患者の雇用問題。

自分は小学生で病気を発症したからこそ、わかることが多数あります。

精神科医が書いた本ではなく、病気の体験者の自分がわかる情報を伝える必要があると思いました。


また、本であれば学校の図書室や保健室、図書館などに置いてもらえることもあるかもしれません。

書店だけでなく、アマゾンなどの通販で買うこともできます。

社会不安障害は学生期に発症することが多いです。多くの患者と同じようにクラスで孤立していました。

学校に居場所がありませんでした。

そんな学生が学校で周りの目を気にすることができずにほっとできる場所。それは図書室です。

私も学生時代は孤立していたので、クラスにいるのが苦痛で休み時間は図書室で本を読んでいました。

これは私の考えですが、社会不安障害を発症する人は性格的に真面目な人が多いと思います。

そんな真面目な方は本を読む傾向が強いと自分自身の経験で考えています。

また、研究者や評論家やジャーナリストなどもネットでも情報を調べますが、本や文献、論文などをよく読んでいます。

私は社会不安障害や精神疾患について原稿と企画書を書き上げました。

そして何十社もの出版社へ送りました。

しかし、現実は厳しく採用はされません。

編集者に理由を聞くと

「企画書を読んだが、テーマが難しいし、出版もビジネスでやっているから売れるかわからない物は採用できない」と言われました。

ただの一般人の私のような存在は相手にはされず、原稿すら読んでもらえないことが当たり前です。

テーマは難しいですが、普段本を読まない人などにも読みやすい内容で原稿は書き上げました。

大学病院の医学部の学生や患者にも原稿を読んでもらい、とても勉強になったし、

マスコミが報道しないなら、本として出版してこの問題を発信するべきだと言われました。

ストーリーをお読みいただき、ありがとうございます。ご覧いただいているサイト「STORYS.JP」は、誰もが自分らしいストーリーを歩めるきっかけ作りを目指しています。もし今のあなたが人生でうまくいかないことがあれば、STORYS.JP編集部に相談してみませんか? 次のバナーから人生相談を無料でお申し込みいただけます。

著者の伊藤 正さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。