キング牧師の名言によって見つけた自分の生きる道
しかし、原稿を読んでもらわないことには本の出版など夢の話です。
書店に行くと有名人や著名人の本がたくさん置いてあります。
中には世間を騒がせた犯罪者の手記が置いてあります。
出版不況といわれ本が売れない時代なので、出版業界もビジネスです。無名な一般人が本を出すのは芸能人のオーディションに受かる位の難関です。知名度のある人の本や話題性になるものを出版社が採用して販売するのは当然のことでしょう。
自費出版も考えましたが、多額の費用がかかるので、私にはできません。
売れる保証があるならなんでもいいのか?
社会問題や病気で苦しんでいる何百万人もの人を救うことになるかもしれない、
この原稿の価値はないのか?
今も企画書や原稿を書き直して出版社へ送ったり、なんとか社会に発信しようとテレビ局や新聞社やジャーナリストなどに精神科医ではなく、患者の私に取材をして欲しいとお願いをしたり、病気で苦しんでいる方や弱者を救おうと活動しているNPOや著名な方に協力を依頼したりしています。
しかし、無名な一般人の私は全く相手にもされません。
そんな日々でしたが、出版社の選考に原稿が通り著書『ぼくは社会不安障害』を2017年8月に彩図社より出版となりました。
文庫本と電子書籍で現在も販売中です。図書館においてあるところもあります。
ツイッターでも色々情報を発信したりしています。
私のツイッタ―をご覧になられる方もいるかもしれませんが、
趣味のことやニュースなどもツイートしています。
精神疾患のことばかりツイートしてもネガティブなイメージしか持たれないだろうと言う点と、
精神疾患に偏見を持っている方が多いので、
精神疾患でも異常者ではなく趣味などもあり、皆さんと変わりませんよと伝えるのと同時に、
ツイッタ―の特性上、一般の方が興味を持つような話題もツイートしていれば、
見た人が、何かの形で精神疾患について考えるきっかけになればと思うからです。
本当に厳しい道のりで、葛藤の日々です。
仲間もいないので孤独に一人で行動しています。
ただの一般人の孤独な活動です。心が折れそうになることの繰り返しです。
それでも私は諦めません。キング牧師のように。
「私には夢がある」I Have a Dreamだから
長文を読んで頂きありがとうございます。
面白い話でもありませんし、精神疾患で苦しんでいる方以外には関心のないことかもしれません。
でも日本国内だけでも精神疾患で苦しんでいる人は何百万人といます。
家族や友人や知人、恋人などあなたの大切な人が精神疾患になってしまったらどうしますか?
自分自身がなってしまったらどうしますか?
そうなってから慌てて行動をしても、現状の日本社会の構造では困るのは皆さんなんです。
少しの時間でも構いません。インターネットにも情報はあります。
メンタルヘルスや精神疾患について考えてみてくれる方がいることを願います。
日本には色々な社会問題があります。ブラック企業、労働問題、少子化、被災地支援、原発、米軍基地問題など解決しなくてはいけない問題が沢山あります。
しかし、政治家に任せていても解決しない現状の日本です。
生きずらい日本社会に不満を持っていても、みなさん自分の生活も大変ですし、実際に何か行動しようという人は少ないかもしれません。
私は精神疾患の症状の辛さや精神疾患への偏見、差別などに関しては小学生から身を持って体験して現在も苦しんでいるので、
同じ病気で苦しんでいる方や精神疾患で苦しんでいる人の為にも声をあげなくてはと思っています。
心の病気は人の心をボロボロします。命まで奪われてしまうこともあります。けれども現在の日本では精神疾患というだけで偏見や差別をうけたり、精神科医も素晴らしい医師の方もいますが、残念ながらモラルのない心の病気の治療をビジネスとして行っている医師が大勢いるのが現状です。
何百万人といる精神疾患患者をただ病院に通わせて薬を飲む治療だけを行っても医師と製薬会社に皆さんの払っている健康保険料などがが使われるだけで、患者の社会復帰対策を考えなくては経済的にも多きな損失です。
日本国憲法の3大原則に基本的人権の尊重が明記されています。
※すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地(もんち)により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
※すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
と明記してあります。
心の病気で苦しんでいる何百万人の患者の基本的人権が尊重されているとは思えません。
私は何の社会的影響力もない、心の病気を患った世間から見れば偏見をうけるような立場です。
毎日苦しい生活です。仲間もいません。孤独な活動です。何も変わらないかもしれません。
でもこの問題に対して、訴え続けて行きたいと思っています。
私の活動にご協力いただける方、力を貸して下さい。
※フェイスブックにメッセージを頂いてもシステムの問題なのか、
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