やついフェスティバル2015 1日目 レポート 感想 ~『僕の(フェス)童貞を奪ったのは、やついいちろうでした。』6月20日(土)編~

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朝、やついフェスのチケットを受け渡すために、渋谷に10時30分につかなければならない。


シャワーを浴び、しっかりと荷造りをし、ホテルを出て、

電車で渋谷。待ち合わせ場所に集合し、ポケットに手を入れた瞬間、自分は、ゾッとした。


サクラホステル神保町のカードキーが、

渋谷のハチ公前に存在しているのである。


これには焦った。


確か、11時までにカードキーを返却しなければ、追加料金を取られる。


やついフェスのチケットを無事に交換できたのだが、それどころではない。


ゆっくりと積もる話もしたかったが、それどころではない。


このカードキーを、来た道をそっくりそのまま巻き戻り、

返却しなければ、自分のやついフェスティバルは永遠に始まらない。


「逆に、ここまで来ると、ツイているんじゃないか。」と思った。


半蔵門線に揺られながら、何度も時間をチェックしつつ、

ダッシュでサクラホステル神保町へ。時間は…


10時50分。


何事?と思われながら、汗だくになりながら、

「これ・・・カードキー・そのまま・・・渋谷行っちゃって」


「あら~」


セーフ!波乱の幕開けである。


再び渋谷へ。


もう、高鳴る鼓動を抑えることができない。


今考えたら、道玄坂の急な上り坂が、心臓を鼓動を早くさせていたのかもしれない。


会場には、人人人。やついフェスの看板を見た瞬間。この日のために、生まれて来た。


大げさかと思うが、自分にとってはそれぐらい大きな出来事である。



すると、待機列の最後尾に向かおうとした時、知り合いのフォロワーさんと出会う。

その人は、新潟にエレキコミック映像ツアーで来た時に、会った人だ。


「全て話のネタになる」


その人の何気ないツイッターでのリプライ、今でも、心に残っている。


「あ!くわばらくん!」


「あ!!(東京03)フロリックアホリック見た?」


「いや見てない!遠路はるばる~」その一言だけだったが、会話ができた。


幸先が良いスタートだ。


「最後尾、もっと後ろですよ!」


そう呼びかけてくれたのは、10時半にチケットを受け渡した人だった。


女性と一緒に居たのだがお構いなしに、


「いやぁ~もっと話したいんだけど!!
もっと話したいんだけど!!(チョコ好きなんだけど!!のイントネーションで)」


本当に、会いたい人に会う。これ以上の幸せな時間はない。


待ち時間。


あまりにも暇すぎたので、後ろに居た女性二人組と話しかけた。


「今回、やついフェス初めてなんですか?」


女性
「いや、何度か来てるよ~。」



「僕初めてなんですよ~」


女性
「いやぁ~、なんか、フェス慣れしてます。って、感じだけど(笑)」



思えば、2010年の7月3日なんて、フェスに来るとは、思いもしなかった。

人生とは、思いもよらない事を楽しむものである。




エレ片の話をしても二人には、響かなかったので、

思いっきり、DJやついいちろうで、このフェスを知ったのだと知った。


茨城から来たので、はるばる遠くからわざわざ~。と言ったら、


「あんた新潟でしょ!」


と、和気あいあいな雰囲気になった。


年齢のことが話題に上る。


女性
「私って、何歳だと思う?」



永遠に答えの出ない、この質問に、南海キャンディーズの山里さんの技で切り返す。


「えっ、初めて買ったCDって何ですか?」


「(自分と同じ年代のCDを言う)」


「えっ!じゃあ、同世代じゃないですか!


と、お茶を濁す。


「私って、何歳だと思う?」


この質問には、質問で切り返す。


飛ぶ鳥跡を濁す作戦である。


「名前なんて書くんですか~。」


と、タブレットに名前を入力してもらう。

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