アトピーから自分らしさと生き方を教り、アトピーセラピストへ生まれ変わる物語

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仕事をしながら夜は記事を書く。

以前、僕がよく見ていたアトピーのブログランキング。

同じような気持ちを抱えた人がいるかもしれない。

そんな想いでランキングサイトに登録しました。

記事を書くごとにだんだん順位も上がり、

ブログのアクセス、訪れて読んでくださる方も増え、

常に上位にいるブログへと読者の皆様に支えられてきました。


アトピーで悩む方からご相談のメールを頂いたり、

お話を伺う機会ができたり、

そうしていくうちに、

僕と同じような気持ちがあることを

一緒に分かり合える気持ちがあったことを

知りました。


今の僕にできることをしたい。

あのときの絶望の中にいた僕のような人にこそ伝えたい。


僕は周りの人に「セラピストになる」とそう伝えました。

時期も明確に、退職日もそのとき決まりました。


でも「言っちゃった・・」とあとで思いました。


人は宣言すると、そうなるのかな。

言ってこそ決まる。

それから、僕の頭の回転は、

アトピーをなんとか治そうとフル回転していた かつての思考は、

そのセラピストになる宣言から

すべて「どうやってそこまでいくのか」に切り替わりました。

目に見えるもの、聞こえてくるもの

全部意味があって現れたもの。

気になったり、惹かれたりするものは全部触れてみる。

そうして徐々に数ヶ月先の道のりが一歩一歩見えるようになり、

僕の景色が変わっていきました。


もちろん、不安とプレッシャーは当然にあります。

収入は?家のローンは?ちいさな子供もいるんだし。

一時期、不安に押しつぶされそうで

ブログ記事が更新できなかったときもあります。


それでも、

僕の心に湧き上がる 不安も、

降り積もる心配も

「そう感じているんだ」

否定せずに受け入れるようにしました。


アトピーもそうでしたが、

ネガティブに思われる感情や思考。

それこそ感じ、味わい、受け入れる。

そうすることで自分の力になる。



そして、僕はアトピー自己表現セラピストに生まれ変わりました。





〜 アトピーとどう生きるのか?ありのままを表現して生きてほしい 〜



アトピーとは、

ギリシア語の「atopia」が語源で「奇妙な」を意味する言葉。

確かに経験上、この体質って奇妙だと思います。

本当にわからないことが多いから。

ネットで一生懸命に治る方法やそうなった原因を探しますよね。

みんな同じようなことをしたと思います。

食事改善、環境を変える。漢方、マクロビオティック、湯治、整体。

もちろん皮膚科への通院。

もっともっと数え切れないくらいの治療法・改善方法があるのに、

いつの間にかなんともなく治ってしまう人もいれば、

あらゆることを試したけれど、

どれも良い結果に思えない状況の場合もありますよね。


「どうしてなんだろう?」


何度も何度も体と感覚をとおして辛さを感じるのに

「答え」が見つからない。

不思議ですね。

なんて言っていられないくらい追い詰められるような日々を味わうことがある。

普段の生活習慣、またはその人の考え方。

周りを見渡せば、

自分より体に負担のかかるような生き方をしているんじゃないかなって、

そう思うような人だっているのに

アトピーではない人の肌と僕らの肌質は「違う」


「アトピーから自由になりたい」


そこに特別な願いはないですよね。

ただ普通に心地よく眠りたい。

ただ普通に美味しいものを食べたい。

ただ普通に好きな服をきて歩きたい。

ただ普通に人と触れ合いたい。


「奇妙」と呼ばれる語源に対して叶えたいものは、

どこにでもあるようなこと。


アトピーの人が特別なわけではないです。

辛かったり、悲しかったり。

それは他の病気だって、他の悩みや苦労だって、

形を変えれば誰にでもあるもの。


体は体で、思いっきり人目に見えるように表現しているけど

僕は頭の中は、人目に見えないように何でも取り込もうとしてた。

治療ジプシーになって、外からばっかり求めたりしてました。


自分の胸の中にある大切なもの。

それをおざなりにして外ばかりみても仕方がなくなるときがあります。



「アトピーと仲良くする」


人によっては「バカじゃないか」とかありますし、

何かの勉強したの?資格は?なんて声もあったりします。


それでも、いまの僕にできること。やっていること。


アトピーさんなら見せること。


頭痛、腹痛、体の不調。

たいていは我慢していれば周りは分からないものも多いと思います。

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