こんな人生イヤだ、と思ったら、屋上から飛び降りるより服を買おう

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著者: 石井 雄

僕は高校時代にいじめられて学校に行くのが苦痛だった時期が。


今思えば学校に行かなくても良いと思いますが、


僕は行っていました。






正直悔しかったからです。


僕は何も悪いことをしていないのに、


なんでいじめられるんだと思っていたので。


悔しくて家に帰ってから、こっそりトイレで泣きました。






いじめの発端は、

僕が野球部を辞めたことからでした。

高校に入学した僕は、野球が好きだったので、一年生で誰よりも早く、


野球部の体験をさせてもらいました。


先輩にトスバッティングのため、ボールをあげてもらい、


ものすごい楽しかった記憶があります。






期待をしながら入部の日。


トスバッティングをしてくれた先輩も覚えてくれていて、


嬉しかった。


甲子園に行きたい。活躍したい。


僕は一人で妄想していました。






夜遅くまで練習しながらも、周りのチームメイトと仲良くやってました。


俺たちが三年になったら、甲子園に行くんだ。


みんなどのポジションにするかと部活帰りによく話していました。






日頃の部活だけでは練習が足りない、もっと上手くなりたい思っていたので、


一人でも素振りや走り込みなど自主的に練習を。


友達と時間が合えば、野球をやっていました。






少しでも上手くなりたかった。


中学では草野球程度しかやっていなかったので、


下手なのは分かっていました。


先輩たちの上手さに少しでも追いついて隙あらば、


試合に出たいという思いで溢れていました。






そんな中である出来事が起こります。


疲労が溜まり過ぎて、


フライを取ろうとダッシュしたところで。






ぴきっと足の中で感じるものがありました。






僕は中学時代にはサッカー部で


そのときには肉離れをよくやっていました。


簡単に言うと、筋肉が引きちぎれる怪我です。


文章で書くと昔の痛みが戻って来ます(笑)




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