ずっと気になっていたニューヨークへ。思いつくまま、ノープランで行ってみた。

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寝る際の景色がまるで変わって不思議。


でも、頭がぐるぐるして、ぜんぜん寝れない。


景色は変えてみたかったけど、


このベッドは、すっかり野村さんのエネルギーになっていて、


そっか、野村さんの家なんだなー。


まだまだ話せる気がしたけど、野村さんはおこさずに、がんばって寝た。








最終日。


あんまり寝れなかったけど、8時起床。


野村さんは、もう起きてて、瞑想。


さて。


おしゃべりもそこそこに、お土産を買って、


ホールフーズに行って、


昼のぶらぶら、マンハッタンの公園で、一休み。






そのままお昼寝なんかしちゃって。


最後のNYを感じて。


私たちは、チェックアウト。


さよなら、Aceホテル。






タクシーで、空港へ。


運転手は、アラブ系の彼。


気前良く運転しながら


携帯で恋人と話して、


片方の携帯で、メール打って、忙しそうだ。


「なんか、すごいね」


日本語でもらすと、


え?って感じで、反応する運転手。


私たちの会話にだって、参加してくる。


そして、空港についてみると、


最初に言われてた金額より、


上回っている。


え? なんで?


いやいや、高速乗ったから。


え? 聞いてないし!


ちょっと、待ってよ、先に言いなさいよ。


と、噛みつきそうになるも、


そういえば私、アラブ系の人を相手に、


ケンカをすることが多い気がする。


と、我にかえる。


野村さんは、特に腹を立てる様子もなく。


ここは、豊かさを受け取りましょう。


空港にもあっという間についたし。


よしと、しましょう。






またたく間、ぎゅうぎゅうのNY。


面白かった。


さよなら、NY。






帰りの飛行機では、


「深夜食堂」を見た。


とても、面白くて。日本らしくて。


日本の、汚さ、はかなさ、情、美しさがつまっていた。


やっぱり、日本は美しい。


形式的なものも、そうじゃないものも、すべて。


そう感じて、日本へ帰った。



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