ずっと気になっていたニューヨークへ。思いつくまま、ノープランで行ってみた。
寝る際の景色がまるで変わって不思議。
でも、頭がぐるぐるして、ぜんぜん寝れない。
景色は変えてみたかったけど、
このベッドは、すっかり野村さんのエネルギーになっていて、
そっか、野村さんの家なんだなー。
まだまだ話せる気がしたけど、野村さんはおこさずに、がんばって寝た。
☆
最終日。
あんまり寝れなかったけど、8時起床。
野村さんは、もう起きてて、瞑想。
さて。
おしゃべりもそこそこに、お土産を買って、
ホールフーズに行って、
昼のぶらぶら、マンハッタンの公園で、一休み。
そのままお昼寝なんかしちゃって。
最後のNYを感じて。
私たちは、チェックアウト。
さよなら、Aceホテル。
☆
タクシーで、空港へ。
運転手は、アラブ系の彼。
気前良く運転しながら
携帯で恋人と話して、
片方の携帯で、メール打って、忙しそうだ。
「なんか、すごいね」
日本語でもらすと、
え?って感じで、反応する運転手。
私たちの会話にだって、参加してくる。
そして、空港についてみると、
最初に言われてた金額より、
上回っている。
え? なんで?
いやいや、高速乗ったから。
え? 聞いてないし!
ちょっと、待ってよ、先に言いなさいよ。
と、噛みつきそうになるも、
そういえば私、アラブ系の人を相手に、
ケンカをすることが多い気がする。
と、我にかえる。
野村さんは、特に腹を立てる様子もなく。
ここは、豊かさを受け取りましょう。
空港にもあっという間についたし。
よしと、しましょう。
☆
またたく間、ぎゅうぎゅうのNY。
面白かった。
さよなら、NY。
☆
帰りの飛行機では、
「深夜食堂」を見た。
とても、面白くて。日本らしくて。
日本の、汚さ、はかなさ、情、美しさがつまっていた。
やっぱり、日本は美しい。
形式的なものも、そうじゃないものも、すべて。
そう感じて、日本へ帰った。
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