天才Webマーケッターと呼ばれた男。

<

2 / 30 ページ

>
著者: 四ツ谷 祥



とにかく、うちの母親は心配性で、




そして、教育熱心だった。




真面目に勉強して、いい学校に入って、


いい会社に入ることを子供に強く望んでいたと思う。




しかし、弟は、やんちゃで、




常に問題を起こす天才だった。




あるとき、弟が家の近くのテニスコート2面ぐらいある原っぱで、


冬に枯れ草に火をつけて友達と遊んでいたらしい




そしたら、その火が燃え移って、


原っぱの3分の2が燃えてしまう騒ぎになった。笑




警察沙汰になったが、誰かのタバコの不始末として


片付けられた。




そんな、弟と教育熱心な母親という家庭だったので、


僕はなるべく、




真面目に




親の機嫌ばかりうかがっていた。




そのかいあってか?笑




僕の小学校の成績は、悪くはなかった。


クラスでは、1〜5番くらいをキープ。




学校では、




真面目なキャラで、




学級委員などに推薦されるタイプ。




ただ、なかなか




人前で話すことは苦手だった。




そんな時に、僕のトラウマになる事件が起こったのだ。








2.授業中に起こった事件




さほど目立つ訳でもなく、


真面目に勉強ができるキャラの僕は、クラスでは優等生扱いされていた。




小学校4年生の事件までは・・・。








その事件が起こったのは、


夏休み明けの9月の授業だった。




お昼休みをいつも通り、図書室で本を読んで過ごした僕は、


著者の四ツ谷 祥さんに人生相談を申込む