天才Webマーケッターと呼ばれた男。

10 / 30 ページ



大反響!!




僕自身、人を驚かせられるのだと感動して


そこからマジックの魅力にハマっていったのです。




高校の文化祭では、全校生徒の前でマジックを披露するほど。




そして、高校生が終わる頃。


僕は、ひとつの決断をしたのです。




それは、




大学に行かずに




「マジシャンになる」




ということ。




何もとりえの無かった僕が、唯一人気者になれた手段が、マジックだったのです。




その頃、テレビで見ていた、アメリカのマジシャンの姿がかっこ良くて、


世界で活躍するエンターテイナーになることが、


いつの間にか僕の夢になっていました。




しかし、僕にはその夢のために




越えなくてはいけない壁がありました。








それは「親の許可」をとること。




教育熱心で、いい会社に入りなさいと、


ずっと教えられてきた僕にとっては、




最強の敵でした。








僕は大学受験が本格化する直前に意を決して、母親に言いました。








「俺、大学に行かずにマジシャンになるよ!」








すると、案外簡単に・・・




「あなたはもう子供じゃないし、自分で自分の道は決めていいわよ」








と母親は言って、僕の夢をあっさり応援してくれました。












著者の四ツ谷 祥さんに人生相談を申込む

著者の四ツ谷 祥さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。