天才Webマーケッターと呼ばれた男。
楽しかった。
そこで、クラスの注目を得た僕は、
忘れかけていた自信と誰かを喜ばす楽しさを再認識した。
しかし・・・
ここで辞めておけばよかったものの、
調子にのって、僕はこのビジネスを拡大させるのだった。
欲を止められることは出来なかった。
牛乳キャップがあつまるのならば、
お金も集まるのでは!?
人を喜ばせると、牛乳キャップが集まることを知った僕は
「ならば、お金も集めよう」と思った。
当時、家の近くのペットショップで
小さいビンに入れられた観賞用のメダカが
売られているのを見た僕は、
簡単に作れると思い、メダカを10匹200円で仕入れて。
100円ショップでビンを買ってきて、原価200円くらいで、そのセットを作った。
そして、それをクラスの友達に
「メダカ飼育セット」と評して500円で売ることにした。
友達が喜んでくれて、お金も入ってくるならば、
素晴らしいビジネスだ。
小学校5年生の僕は、単純にそう思った。
友達に伝えたら、なんと、その日に3セット売れて、
僕は臨時収入を1500円を得ることが出来たのだった。
しかし、その2日後、思ってもみないことが原因で、
僕の最初の
ビジネスは終わりを告げたのだった。
メダカを買った友達が家に帰って、
親にメダカのことを聞かれたらしく、僕から買ったことがバレて、
僕の母親に連絡がいき、
著者の四ツ谷 祥さんに人生相談を申込む
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