天才Webマーケッターと呼ばれた男。
勉強さえ出来れば、僕は幸せだから。
変な正当化に僕は入っていた気がする。
3.小学生で初めての起業
小学5年生になって、クラス替え。
周りの友達とは、
当たり障りのない関係
を築いていた。
そんな僕は
常に一人でいることが好きで、
学校の授業の中で一番好きな科目は
「図工」だった。
もくもくと僕の頭の中にある
アイディアを形にすることが、とても楽しかった。
5年生の時に、余った木材で作った貯金箱が、なんと図工の先生の推薦で、小学校図工コンクールに出展されたりもした。
僕の中では、ただ、工作が好きだったのだが、それが初めて
評価されたのが、なんとなく嬉しかった。
その当時、僕がもうひとつハマっていたもの。
それは、給食で出てくる
牛乳キャップを集める
ことだった。
牛乳キャップとは、牛乳ビンのふたになっている。丸い紙で出来た、厚紙。
それをなんで集めていたかは、覚えていないが、
とにかく、集めるのが好きだった。笑
机の脇にビニール袋をぶら下げて、
そこに、牛乳キャップを貯めていく。
はじめは、僕ひとりで集めていたのだが、
同じ班の友達も次第に、僕の変な趣味を理解してくれて、牛乳キャップをくれるようになった。
一度始めると、
とことんこだわりたくなる性格で、
僕は次第にクラスの友達の席を回り、牛乳キャップを集めるようになった。
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