天才Webマーケッターと呼ばれた男。

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どうして、そうなったのかを問いただした。




父親は、過ぎたことは仕方ない。


これから周りの目も気になるだろうが、




明るく行け!




と無理やり僕を励ましてくれた。




よくわからないが、僕は悪いことをした気がして、


ぶっちゃけ、次の日は学校に行くのを辞めようかと本気で思った。




でも、学校へ行った。




学校へ行くと、何となく気まずかった。


その日、一日は誰とも口をきかずに過ごした。




クラスの中で、変な孤立感を感じて、


上手く授業にも集中できなかった。




クラスの友達からは変な目で見られているような気がして、




もともと、友達と話さない僕は、




さらに




自分の殻にこもっていった。




そんなある日、学校に登校すると、


下駄箱にあるはずの僕の上履きがなかった。




どこを探してもない。


ない。




一瞬で答えが出た。








いじめ・・・。








正直に先生に言った。




「僕の上履きが無くなったんです。」








その日はスリッパを借りて過ごしたが、




翌日、僕の上履きは、体育館近くの人気のない


トイレの便器の中に捨てられていた。








当然、親には言えなかったし、


僕の中では、どうでもいいように思えた。




別に、友達なんていなくてもいいし




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