高木教育センターのありふれた日々(11)

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「A子ちゃんやMくんに勝てるわけがない」

 と思うのだ。私が英検1級や、京大を7回受けたのもAちゃんやMくんのような生徒がいつもいてくれたからだ。そういう子を指導するには、こちらも全力で勉強しないと助けられないのだ。

 そういう生徒たちに感謝している。これからも頑張りたい。

 

 

(1) 高木教育センタ-HP(合格体験記、全国どこからでも「写メ」して添削可能)
       http://homepage2.nifty.com/takagi-kyoiku/

(2)フェイス・ブック(京大の成績開示、桑高・四高のボーダー、桑名・いなべの中学ランキング)  

 

第百六章

「医者がエリートと思っていますか?」

 私の塾の合格実績として「京大医学部」「阪大医学部」「名大医学部」「東京医科歯科大」などと書くと

「何をえらっそうに!」

 と誹謗中傷がとぶことが多い。八つ当たり、妬み、僻み、嫉妬など、人間の醜い面が現れる。それも、匿名のメールや掲示板の書き込みや、正々堂々と意見表面ができない情けない人たちが多い。

  確かに、医者になる人は親の平均収入は一般の平均収入より多いだろう。しかし、私の指導させてもらった子たちは貧乏か極貧という子もいた。

「A子ちゃんのこと」http://storys.jp/story/18470?to=story&referral=profile&context=author_other

「Mくんちの、不味いインスタント・ラーメン」 

http://storys.jp/story/19520?to=story&referral=profile&context=author_other

  私は年下なのに、いろいろ学ばせてもらった。もちろん、お金のかかる大学になど行けるはずがないので「自治医科大」とか「防衛医大」しか選択の余地がなかった。それは、もう感動するくらい勉強していた。

  そんな子に向かって誹謗中傷、それも匿名なんて卑劣な人間にしかできない。ただ、救いは優秀な子たちは忙しくて愚かな人の声に耳を傾けるヒマがない。何とか貧乏を脱出しようとか、親の期待に応えようと必死なのだ。

  国立難関大の医学部なんていったら、1万人に1人くらいしか合格できない。大多数の子から見たら「変な子」に見えるに決まっている。そんなことをいちいち気にしていたら何もできないのでスルーするしかない。

  もちろん、教師の語る「愛」「絆」「助け合い」などにも耳を貸さない。医者にチームプレーは必要ない。弁護士にも必要ない。研究者にも必要ない。シェフも、歌手も、俳優も、すべて個人の技術だ。一匹狼でなにが悪い?

  贈る言葉

武田鉄矢 作詞
千葉和臣 作曲

暮れなずむ町の光と影の中
去りゆくあなたへ贈る言葉
悲しみこらえて微笑むよりも
涙かれるまで泣くほうがいい
人は悲しみが多いほど
人には優しくできるのだから
さよならだけではさびしすぎるから
愛するあなたへ贈る言葉

夕暮れの風に途切れたけれど
終わりまで聞いて贈る言葉
信じられぬと嘆くよりも
人を信じて傷つくほうがいい
求めないで優しさなんか
臆病者の言い訳だから
はじめて愛したあなたのために
飾りもつけずに贈る言葉

  受験勉強に「愛」「絆」「助け合い」は必要ない。受験上で助け合ったら、それはカンニングだ。本当の愛情は、助けることではなくて突き落として這い上がらせることだ。

「誰も助けてくれなかった。優しくなかった」

 なんで、みにくい敗者の言い訳だ。強くなければ、本当に助けが必要な人に手を貸すこともできない。成績が良い子の共通点は、他人のことにあまり関心を持たないことだ。

  自分が最善を尽くすことに集中しているので、他人を気にするのはテストの結果で順位が出たときだけ。普段は、

「マイペースでやりたいことを、やりたいようにやる」

 ただ、それだけ。こんなブログがありました。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/samy_miles_davis/23745442.html

~~~~~~~B型~~~~~~~~
「B型の人は考えを集中させて、論理的にまとめていくのが得意」だそうですよ~☆「その代わり、思考の範囲は狭くて、一度一つのことを考えると、周りが見えなくなる傾向がある。」良く言えば「学者タイプ」ですって~☆オタクが多いのもB型の特徴だそうですよ。あは!!だから、話があちこちに飛ぶA型とは正反対だそうです。興味がなければ気にもしないのがB型。でも興味があることにはトコトンのめり込む。まさに「学者タイプ」ですね~!!!何故、B型は一つのことにこだわるのか・・・「現在、科学的に解明されているのは、B型の脳は『前頭葉』の働きが活発であるということ」「前頭葉」は今まで経験したことのない状況で、どう判断したり行動したりすればいいかを考える脳の中枢神経をになっているところだそうです。「この前頭葉の働きでB型は一つの事を狭く深く掘り下げますので、『一点集中型思考パターン』と呼べるでしょう」よくB型の人は「ゴーイングマイウエイ」って言われるそうですが、これは狭く深く考える思考パターンがそういう印象を与えるそうです。その反動で興味のないことには見向きもしないため自分勝手な性格と思われちゃうんですって・・・

 私の指導させてもらっている理系女子にズバリ当てはまる。ちなみに、私は血液型の診断は信用していません。B型ですけど。私にもかなり当てはまる。成績優秀な生徒は、だいたい共通してこんな感じです。

  私は受験指導が仕事なので

「どうすれば成績を上げることができますか?」

 と尋ねられることが多い。しかし、多くの人は参考書や問題集や勉強する時間や場所といった表面的なノウハウだけマネをしたいけど、上記のような人間関係にことが及ぶと

「それはムリ」

と言う。それを、「いいとこ取り」と信じてみえるようだ。しかし、それはムリな相談だ。だから、多くの人はチャレンジに失敗する。仏作って魂いれずだから。医者はエリートではない。

金持ちのボンボンが医者になっていると思うのは、現実を知らない方だけだ。

第百七章

「トリプル・スリーで爆買して安心して、吐いてます?」

 「トリプル・スリー」ってなんだろう?ま、なんでもいいや。別に興味ない。テレビや雑誌というマスコミが中学生や高校生から見捨てられ始めている。大金をはたいてテレビにCMを流す弁護士事務所の人がコメンテーターに採用されるのは知られた話。

  マスコミに金を流すと大賞でも金賞でも何でも手に入る。しかし、それは出来レースなので人々の心を打たない。若者は本能的にそれを感じ取り

「マスコミは信用できない」

 と見限ってしまった。新聞を読む人も、本を読む人も減少の一途だ。紅白歌合戦でさえ、

「なんでヒット曲も支持率も最低の人が出演してんの?」

 とあきれ返っている。逆に、支持者の多い歌手が出演していない。誰だって

「大手事務所のゴリ押しか・・・」

 と思うのだろう。当たり前のことだ。

 おそらく新聞からラジオ、ラジオからテレビにニュースの媒体が変化していったように、現在はテレビからネットに移行している最中なのだろう。偏向したニュースにウンザリしている若者の姿が見えないのだろう。

 従軍慰安婦などの捏造記事を書いていた朝日新聞など、若者は存在していなくても構わないと思っている。無くなっても困る人はいない。テレビ局がなくなって困るのは、芸人だけだろうか。

  映画が衰退して、テレビが普及し、テレビが衰退してビデオ。ビデオが消えてDVD.DVDが消えて動画。動画が消えて・・・。世の中は、移り変わるものなのだ。

 

  冷静なコメントを頂いて考えてみた。ブルース・リーのことだ。彼より強い人は多いだろう。空手やレスラーや総合格闘技のチャンピョンだ。しかし、彼ほど世界中に格闘技のあり方を伝えた人はいないだろう。

  リアルに強い人より、フィクションの力だ。私もその影響を受けた1人なのだ。

  私などがここで声をあげるより、偽の流行語大賞の方が影響力が大きいのだから批判しても仕方ない。

第百八章

「リケジョのタイムマシーン」

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