Bride of Japan2015 コンテストを終えて 森山理映

著者: Bride of the World Japan

2015年12月3日、Bride of the World Japan2015日本大会を無事に終えることができました。

まず最初に、無事に日本大会を終えられたこと、

そしてグランプリに選んでいただいたこと、

心より御礼申し上げます。深く、深く、感謝しております。


書類審査を通過し、ビューティーフォーラム、面接、ディスカッション審査などを

経てファイナリストとして選んでいただいた7月。

そこから約半年間ファイナリスト8人で手を取り合い、

色んなことを頑張ってきました。そして、事務局の皆様には日本文化に触れる機会、

ファイナリストの絆をより一層強くする機会を数多く作っていただきました。

日本大会が延期したということもあり、ファイナリストで過ごす時間も増え、

ファイナリストの絆が非常に強くなっていたため、

大会が終了しファイナリストとの時間もなくなってしまうことが寂しくて仕方ありませんでした。

そして、大会一週間前くらいから緊張と楽しみで眠れない日々が続きました。

私は人前に出ることが好きなので、

大会本番のステージが楽しみでワクワクする気持ちが大きかったですが、

もちろん不安もありました。


その不安要素は、“年齢”でした。

ファイナリストの中でも私一人が極めて歳下ということが自分にとってはコンプレックスで、

ウォーキング指導の先生からも

「経験値の少なさが出ている」

と指摘を受けたこともあり、どう改善すればいいのか毎日考えていました。


うまく答えを出せないまま大会を迎えてしまいましたが、

打掛とドレスを着てのリハーサルを経て、不思議と自信がみなぎってきました。

余計な不安などは捨てて、自分にしかできないことをひたすら考えていました。

その一方で、ファイナリストとの時間も今日で最後かと思うと寂しさはこみ上げる一方でしたが、

8人でこの様な素晴らしいステージに立てることに感謝し、寂しい

ではなく 幸せ と思う様にしました。


ファイナリストとしての第一回目の活動フォトセッションの際に

お世話になったメイクさんに再びメイクをしていただき、

「(グランプリの)ティアラをのせやすいヘアスタイルにしてくださいね〜!」

とメイクさんに対し冗談まじりに言ったり、

フォトセッションの時を思い出しそれと同時に色んなことを振り返っていた待ち時間でした。 

ヘアメイクが完了し、私だけでなくファイナリスト全員にスイッチが入ってきました。


本来ミスコンというのは少しはピリピリした雰囲気になるものですが、

bojのファイナリストはとても仲が良く、笑顔溢れる控え室でした♪


前回のグランプリ黒部菜々佳さんや金ヶ江悦子先生もいらして、

直前にアドバイスをいただきました。

皆様のあたたかい笑顔、メイクさんによる素敵なヘアメイク、

そして桂由美先生の素晴らしい打掛とドレスから自信とパワーをもらい、

本番のステージへと向かいました。

18年間続けているバレエ以外で、

衣装もメイクも付き大勢の人が集まる華やかなステージに立つことは初めてなので、

本番もものすごくウキウキしていました!

客席に、大阪から観に来てくれた母の顔が見え、

嬉しそうに私を見てくれている母をみると涙がこみ上げました。


一度舞台袖にはけて待機している間は、

“スピーチ、うまく言えなかったらどうしょう”、

“質疑応答、何聞かれるのかなぁ。不安。。”

と緊張して不安になることもありましたが、

“まずはパフォーマンスを全力でやろう!”

と気持ちを切り替え、審査員やお客様ひとりひとりと目を合わせること、

笑顔、そして桂由美先生の素敵な打掛をよりよく魅せることを心がけてステージに立ちました。


打掛でのパフォーマンスが終わり、

ウェディングドレスに着替えている間、自分の長所と短所について改めて考え直しました。


そこで、短所は“言いたいことをうまく言葉にできないこと、

スピーチが得意でないこと”、

長所は“長年クラシックバレエを続け、努力してきたこと”だと思い、

ドレスを着た時には、バレエを活かした魅せ方を意識しました。


緊張や不安は捨て、この半年間ファイナリストとして努力してきたこと、

ファイナリストとしてこのステージに立たせていただいていること、

いつも大事なきっかけを作ってくれている母に感謝の気持ちを持ち、

笑顔で堂々とパフォーマンスをしました。


パフォーマンスはうまくできたものの、質疑応答では自分の幼さが出てしまい、

自分の中で全く納得のいかない伝え方をしてしまいました。

それでもステージに立っている限りは、笑顔を崩さず、自信を持って最後までやり遂げました。


ステージを後にし、舞台袖に戻る時は落ち込んでいましたが、

出番を終えたファイナリストの皆さんがいて、笑顔で出迎えてくれました。


結果が出るまでの間、みんなで沢山写真をとり、

今までの感想を言い合い、沢山笑いました♪

私も落ち込んでいる場合じゃないなと思いました。


勝ち負けはついてしまうけれど、この大会にむけて頑張ってきたこと、

努力し続けたことが一番大切なことなんだと皆で話し、

またファイナリスト8人でステージへと向かいました。


いざ結果が出るのかと思うと不安でステージ上で涙が出てきてしまいましたが、

特別賞から順に名前が呼ばれ、大切な仲間が数多くの方々に祝福されているのを見ると、

私もとっても幸せな気分になりました。

特別賞の発表が終わり、第3位から順に名前の発表です。

私は“無”になっていました(笑)

第1位が呼ばれるまで、間が長く、本当にドキドキでした。“

私はこのまま名前が呼ばれないのかな…”

と思うと悲しい悔しい気持ちにもなり、逆に“グランプリを獲ったら、、

私じゃ幼すぎるか。”

と、一人でいろーんなことを考えてしまっていました。。

そんなことを考えている間に、winnerとして私の名前が呼ばれました。

その瞬間、私は涙がとまらなくなり、色んな感情がこみ上げました。

嬉しさ、驚き、感動など深い感情がいくつも混じって、

今でもあの瞬間のことはよく覚えていません。。


2週間ほど実感が湧かない日々が続きましたが、

毎日数多くの方から祝福・応援メッセージをいただき、少しずつ実感が湧いてきました。

日本を代表する花嫁に選んでいただいたからには、ファイナリストの皆さんのパワーも背負い、自信を持って突き進んでいかないといけません。


次は世界大会。言葉の壁、文化の壁、様々な壁があり、私には課題が山ほどあります。

今までの様にファイナリスト8人で頑張るのではなく、

グランプリとして一人で乗り越えなければいけないことばかりですが、

このコンテストを通してうまれた出逢いに感謝し、

常にファイナリストひとりひとりがそれぞれの道で頑張っているということ、

応援してくれているということを忘れず、私も突き進んで参ります。


数多くの方々が携わっていたこのコンテストですが、

ひとりひとりそれぞれの役割がありパワーがあり、

そのパワーが集まって色々な経験をさせていただくことができました。

ひとりの力では決してグランプリを獲れなかったとういことです。


Bride of Japanディレクター・事務局・スタッフの方々、

ファイナリストの皆さん、家族、友人、SNSを通し応援してくださっている方…

今回お祝いしてくださった数多くの方々の笑顔を忘れず私も笑顔で自然体で、

頑張っていきたいと思っております! 

また新たなストーリーの始まりです♪

良いストーリーを描いていけますように…♪





ありがとうございました。 

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