【おしゃべりな胎児④ 〜お金がないって、ウケる!?〜】子宮と胎児が教えてくれたちょっぴり不思議でおもしろい妊娠と出産のおはなし
それにパパも化けるから大丈夫。
だからママはいつもどおりパパのケツ叩いてりゃいいんだって。
私の中からこんな声が聞こえるなんて、どう考えても不思議でしょうがありませんでした。
だって自分では全然ウケる状況じゃないと思っていたのですから。
何がウケるのかどう大丈夫なのか。さっぱり分かりませんでしたが
この根拠のないペルたんからの「だいじょうぶ」に不思議と気持ちが軽くなっていったのを感じました。
私も頭のネジが一本抜けちゃったのかなぁ(汗)
・・・と、まだ不安はありましたが少しずつ仕事を減らすことにしてみました。
それまでは数ヶ月先とかの予約も受けていたのですが、まずはカラダの声を優先に。
体調がどうなるか分からない先の予約は取らないようにしました。
そのおかげで精神的にも肉体的にも余裕ができ、無事に安定期までゆっくりと休息を取ることができました。
すると面白いことに、施術の時間を減らして時間的な余裕ができたからこそできる
新しいイベントや企画の話がポンポンポンと舞い込んでくるようになったのです。
それも短い時間でたくさんの報酬をいただけるお仕事ばかりでした。
働く時間は減ったけれど、結果的に以前と同じくらいお金は回っていたのです。
そして安定期前に「今はやらない」と決めて休んだからこそ
やらない。やらない。やらない。やらない・・・やる!!!!
みたいな突然のやる気みたいなのも湧いてくる日が出てきました。
妊娠中だからこその波やリズムがあるんですね。
妊娠していない時のリズムと異なるからこそ最初は大いに戸惑いもしましたが
自分のいまのカラダのリズムを掴むこと。
その波に逆らわず乗っていくことは妊娠前も妊娠中も、そして産後の今も同じだなと実感しています。
それにしてもペルたん、「ウケる」とか言って女子高生かよ!!?
胎児ってこんなキャラなの~~~!?
と、この時はちょっぴり驚きました。
でもこうやってペルたんの言うことを聞いて少しずつそれに従うようにしていったら
だんだんとペルたんの発してくることも変化していったのです。
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ついつい頑張りすぎてしまう性格の私に、胎児はしょっちゅう「止まれ」と主張してきました。
一度止まっても、元気になるとすぐにまた動きすぎてしまうのでこの後もペルたんや自分のカラダに何度も叱られたものです(笑)
そんなあれこれはまた今後書いていく予定です。
それにしてもこの時の「ウケる」ほど衝撃を受けた胎児の声はありませんでした!
私にとって深刻な問題だった「不安」や「焦り」や「心配」
それはペルたんにとっては「ウケる」「面白い」こと!!
胎児がお腹の中にやってくる前の「おそら」の世界は「不安」や「悲しみ」などのない世界だと聞いたことがあります。
「愛」や「幸せ」で満たされた世界なのだと。
そんな最高の世界からなぜたくさんの感情がある地上に生まれたがるの!?
考えてみてください。
例えば主人公が最初から最後まで幸せで、満たされていて、何の起伏もない映画を観たいと思いますか?
どちらかと言えば波乱万丈で、山あり谷あり、ドキドキハラハラの映画の方が面白いと感じますよね?
カラダを持って生まれてくることの目的の一つは、感情に良い悪いはなく、そんなドキドキハラハラも全部ひっくるめて体験したい!というのもあるそうなのです。
私たちが頭では感じたくない!と思っている焦りや不安などの感情も、実はたましいのレベルでは「ウケる〜」と言って楽しんでいるのかもしれませんね♪
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◆このお話は、私の妊娠中の時感じていたお腹の中の胎児「ペルたん」とのやり取りを綴っています。
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