一番大切なものから目をそらすな~カップルの会話から学ぶ人生論~
彼とのお酒の席。
またしても、事実の言い合いになった。


「私酔ってるからどうのこうの」って
Tくんはわたしの言葉を自分のいいように解釈して、変えちゃうことよくあるよ。
わたしは、会話の細部を結構覚えている。
(全部ではないけど、ポイントだけ)
会話には、より良いパートナーシップを築くためのヒントが隠されているので
集中して話しているのだ。
だからこうして記録もできている。
彼は、私の話を自分の都合のいいように変えて、話を誇大化させることがある。
でも今までは、わざわざそれにつっこむ程ではなかった。
しかし今回は、彼が誇大化した解釈をすることで、私が悪者になるような感じで
それがいやだった。
だから、自分が言った言葉を正確に思い出して伝えた。
すると

すんなり納得してくれた。
事実が彼に伝わったのだ。
よかった。
しかし、なんだか心が痛かった。
「わたしの事実を伝えるんだ!無実を証明してやる!」
と、頑なに思っているときは、自分を守りたいという気持ちが働いている。
でも、最終的になりたい姿は、事実をわからせて、勝ち負けをつけるふたりではなくて
「わかりあえるふたり」だ。
事実を説明したときの私は「自分を守りたい」という気持ちしかなかった。
目指したいはずの「わかりあいたい」ことに対する言動を欠いていた。
だから、後味が悪いのだ。
今後事実の言い合いがあったら、こうしよう。
「不満を抱かせてしまった」
という事実に対し、
「ごめんね」
と謝る。
↓
「私はこう言ったんだけど」
という事実を言う
↓
「あなたにとってはそう聞こえたのね」
という相手の事実を言う。
与え、与えられる関係は一方通行では築きにくい。
自己主張も、相手の主張も拾うこと。
それが、認め合うということ。
受けとめるということ。
目標を叶えるために、いま自分はどんな行動をすべきか。
それをうまく選択していくために、
なりたい自分の姿をいつも念頭に置きたい。
一番大切なものから目をそらすな。
わたしがわたしであれば、
あなたがあなたであれば、
きっと、すごい化学反応がおきるから。
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