彼女にふられて西日本を縦断した話

著者: 若槻 健人
別れは突然に、、



大学生の私は、当時付き合っていた彼女にふられ、食事も喉を通らないほど落ち込んでいた。



ポジティブだけが取り柄の自分がこんなに落ち込む事に驚いた。



当時はその彼女がそれだけ、好きだった。




しかし、失恋は、時に大きな挑戦心を生み出す。





もやもやとした気持ち、
ふられた彼女を、見返したいと言う気持ちから、何か大きなことにチャレンジしようと考えた。




そこで私は、大学の仲のいい2人の友達をカフェに呼び出し。
こう告げた。


西日本縦断しよう。チャリで。


その2人はあっさり承諾してくれた。
なんて、バカなんだ。



その翌週大阪からチャリを、フェリーに乗せ一路大分へ。


ここから、8日約800キロのチャリ旅が始まった。


旅の様子はダイジェストの写真でお伝えしよう。




1日目小倉 旅のスタート、ワクワクして爆速。すごく楽しかった。
2日目下関 安部総理と友達のおじいちゃんと、出会う。3日目 岩国   メンタル的に限界を迎えそうになる。毎日100キロはかなりキツイ。4日目厳島神社 広島はすごく走りやすい。このころから、心のモヤモヤは消え始め、無心になっていく。5日目原爆ドーム前 広島に祈りを捧げる。6日目呉 だんだん三人ともたくましくなってきた。しかし広島は広い。

7日目倉敷 この写真を、撮る時かなり注目を、浴びた。最終日 大阪城 台風と戦いながら、
ついに800キロの旅の終焉を、迎える。達成感は意外にも、無かった。


達成感は、もっとあると思っていたが終わってみるとあっけなかった。
しかし、旅を終えた、我々三人は
確実に成長していた。
この旅を境に大きく飛躍する事となる。






1人は、ボクシングを大学から始め、試合でも負けが続いていた状態から、いきなり日本一に。




1人は、当時通っていた大学をやめ、受験をし直し大阪大学に合格。




1人は、TOEICを二ヶ月で600点から850点に、そして一部上場の大手企業に就職。






私が彼女に振られて始まったこの旅が
3人の人生の大きな分岐点となった。






是非皆さんも、モヤモヤする気持ちがあれば。それを起爆剤にして、バカなことに挑戦して欲しい。きっと今より素晴らしい人生が待っている。









失恋は人生の起爆剤。
人生大いに楽しんで下さい!



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