【水商売】中級キャバ嬢の生態【稼がない】

著者: 鈴木 百合

男性の方は接待やご趣味で行かれたことが多いであろうキャバクラ。


または、ラウンジ。そしてクラブ。

キャバクラは、今はニュークラブなどともいうが、全ての業務に通じるものがある。



「お客様の話を聞き、お酒を注ぐこと」である。


おおよその相場は、1時間1万円ぐらいだろうか。もちろん上限はない。楽しめば楽しむほどお金がかかる。


そしてそこで勤務する女性たちは、1時間おおよそ3千円以上の給与をもらっている。

地方や安キャバはもっと低いかもしれないが、一般的な目安は3千円ほどで。

それがおおよそ7割ではないだろうか。

もちろん売り上げを折半する嬢もいれば、時間給1万円以上の一流キャバ嬢も存在する。


これは7割の1人であった、中級キャバ嬢の私の話だ。


稼げる、華やか、昼職とは違う。

そうよく、言われるが。


男グセが悪そう。悪く言えば、ビッチ。 


だがなあ、昼職だろうが夜職だろうが、女は多様なもので生きる世界で一括りではできないのだ。





1ヶ月十数万や20万で満足する子もいる。

5万円ほどのワンルームに住み、ブランド物も持たずただ今に満足する子は多い。

そして仕事として男に接するので、プライベートは全く男っ気なしの子も多い。


私は時給3500円ほど、お店によっては4千円ほどの中級キャバ嬢の立派な1人だった。

ナンバー入りはたまに、程度のゆるゆるさで働くキャバ嬢だった。


それは業界でのし上がろうという野心もなく、店を開きたいとか夢もなく。

ただ短時間で時給がよい。

だから働いていた、中級キャバ嬢だ。





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