ぼくは霊能者 いじめも離婚も経験。だけど気づいたら周りから先生と呼ばれていた その5

著者: 櫻井 ジュン

よし!

どう買うか???

どうやって買うか?


ん〜〜〜!!

と考える毎日。


そうすると、

とあるところからこんな話を貰う。


前回からの続き。


「人手が足りないからアルバイトしない???」


今ではスッカリ有名になった「軽井沢」にある名前に「星」のつく系列ホテル。

ホテルマンとかではなく…

裏方の客室清掃の仕事。


16歳にしては破格の「時給900円」

さすが軽井沢!!

でもどうしようか???


知らない人ばかりの所にぼくは入っていけるのだろうか?

スッカリ元気になっていると言っても、

人に見られる事はやはり恥ずかしい。

外に出る時は「帽子」を被らないと外に出れない。


だけど、

アルバイトに行ったら、

人には見られる。

帽子何て被ってられない。


どうしよう…

でもGibsonを買うチャンスはコレを逃したら絶対無理だ!

どうしよう…

どうしよう…

どうしよう…


よし!考えるのを辞めてとりあえず「やってみよう」

とアルバイトをすることを決意。


じゃあいつから?

明日!?!?!?

いや来週から…

と伸ばして貰い、

いざ!前日。


恐怖で手が震える。

ベッドに入っても一睡もできないヾ(゚Д`;≡;´Д゚)ノ゙


うぉ〜〜〜〜!!

どうしよう…

明日は大丈夫なのか?

イライライライライライラ…


チュンチュンチュンチュン…

カァーーーーーカァーーーーー!


朝だヾ(゚Д`;≡;´Д゚)ノ゙

一睡もできないまま目覚める。


起きた途端安心したのか?

猛烈に眠くなるが、

この睡魔が思考停止させてくれ余計なことも考えずにアルバイトに行く。


「初めまして。宜しくお願いします」


二回り程年上の女性ばかり。

女の職場に16歳のぼくがポツンと一人。


心配とは裏腹に、

全てが順調。

おばちゃん達ともスッカリ仲良くなり、

あれよあれよ!という間にお金が貯まる。


そして248,000円のGibsonをGETする。

結局、それがキッカケでその後「Gibson」をもう一本…

MUSIC MANのギターを一本…

未成年の小僧のギターコレクションが100万円(笑)


次は何を買おうか?

と思っていたある日、

挫折を経験する。


続く。

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