「死を想う」

著者: さとおじ
私は死に対しての憧れというか、願望というか、そんなものを持っている。
出来れば若いうちに。
多分これは、自分の精神障害から来るものだと思われるが、いかんともしがたい。
死にたいものは、死にたいのだ。
ただし、今のところ自殺しようとまでは思っていない。
生に対して消極的なだけだ。
こんなことを言うと、やたらと勇気づける人や、自己責任論を持ち出す人、誰に迷惑がかかるか丁寧に教えてくれる人、宗教じみた説得をする人、体育会系のノリで気合を入れようとする人、さまざま。
私も若いころは、やりたいことや、やってからでないと死んでも死に切れないことがたくさんあった。
ところがその多くは経験してしまい、それ以上の思いがけない大きな体験や経験もいくつかしてしまった今、思い残すことは、自分の子供が欲しかった事ぐらいだ。
まぁ、今の自分の目標は自分の子供が欲しいってことなんだけどね…
これもまた物議を醸すかもしれないが、私は自殺容認派だ。
自分の母親を自殺で失っておきながら…
自殺をする権利が有るか無いか、法律的に幇助や教唆に当たるかどうかの議論は置いておいて、私の考えは、
「生きていることのほうがつらいこともあるから」
それに対して、
「生きていれば、きっといいことがある」
どれだけ無責任な発言なんだ? と言いたい。
まぁ、私だってさすがに目の前で死のうとしている人を見つければ、いくら容認派とはいえ、止めるだろう。
でも、事の本質は自殺を止めるんじゃなくて、自殺したい人を少なくすることだと思う。
年間自殺者数32000 人以上、交通事故死者数約8000 人~9000 人
20代、30 代の死亡原因第一位 自殺
NPO法人ライフリンクの代表発言も参考にいたしました。
以上、所感です。


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