夢は火星へ 2章 夢が大きくなるまで 

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カナダ短期留学を通じて

初の海外で見るもの聞くもの触れるもの

全身で何かを感じ取っている

そんな感覚でした

気にしていた英語も1週間したら耳が慣れ

片言でしたが通じるんですよね意外にも


料理の世界はまだまだ広大だ

初日だけですが

短期留学をした数名が引率の先生と共に

現地の高級レストランで食事をします。

食べたのはキングサーモンのムニエル、サワークリーム添え

鮭はよく食べてたのですが

キングサーモンは初めて

そしてサワークリームというのも名前は聞いてましたが

食べたことはなかった


そして口にしたとき

何かが弾けた


頭の中に魚の生臭さをイメージしてたのが

爽やかな酸味と肉厚なサーモン

程よい焼き加減が口の中で脂身とクリームの濃厚さが合う


「美味しすぎる。。」


そしてデザートは

カナダ名物のメープルシロップを使ったアイスクリーム

似ているといえばケーキシロップでしたが

濃厚な甘さと香りが広がるシロップ


「別格だ・・・」


料理も食材も本場は違う

これが食文化なんだ・・・

そんな理解をしました。


ここでのエピソードは色々あるんですが

長くなるので省略します(機会あればカナダ短期留学も書きます)


ここでの経験が

今後を大きく変化させた

内気な少年は自信をもって一人の青年へ

そして世界の広さ、日本という限られたフィールドに

どこか心狭さを感じた


帰国してからも

世界遺産のテレビを見ては

「行きたい!海外にもう一度行きたい!」

そう願っていた


「三ツ星レストラン特集」を見ては

どこの国で、どう調理するのかをメモしていた。



青年は海外経験から得た

強い熱い想いを言葉にする


「海外駐在したい、そこで食文化を継承したい」

大学の入学式で

父親と歩いた武道館への道

「お前は将来何がしたいんだ」

これが父に伝えた

迷いない自分のサードドリームだった



















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夢は火星へ 最終章 夢まであと一歩 

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