50年生きてみて ①
次話:
50年生きてみて その②
その頃の母は と言えば
朝から晩までとにかく働いて働いて
帰宅するのは
いつも 夜の11時頃でした
料亭でお運びさんの仕事をしていた母は
冷たくなった残り物の天ぷらを
おみやげに持って帰って来てくれました
料亭の天ぷらは
衣が特殊で(笑)
春雨を細かく切ったものが衣になってて
針のような衣が 冷えて固くなって
食べる時 痛かったのを 覚えています
PARCOのCMに 衝撃を受けてしまった わたしは…
広告業界に進むことを
既に決めていて
それも 広告に関係する仕事で
「デザインをする」 と 決めていました
なので
わたしが目指したのは
公立で唯一
『デザイン科』があった高校でした
中学生の頃に見ていた
PARCO の CM に
わたしの中ではセンセーショナルな衝撃が走り
将来の仕事を広告業界 と決め
著者の金子 瑞恵さんに人生相談を申込む
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