私の宝石物語〜ルビ子の涙〜

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夜、電話が鳴った。

昼間、行っていたネイルサロンからだった。



「もしかして、指輪忘れていきませんでしたか?」



一瞬で、顔が青ざめた。

思わず左手を見る。

薬指にあるはずのルビ子が・・・いない



翌朝、イチバンに受け取りに行った。

丁寧に袋に包まれていた。



「よかった・・・。」



それを出した時のルビ子の顔は

一生忘れないだろう。



本来の輝きが失われ、どんよりと曇っていた。

こんな顔、見たことがない。



それを見て

どんなにこの子が心細かったのかを悟った。



「ごめんね。一人にさせちゃってごめんね。」



私は何度も何度も謝った。

そしてぎゅってした。



指につけた瞬間

涙が出た。



さみしかったよー

みんなの読んで良かった!