"コスト”と呼ばれていた私が社長になった③

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みんな電車に乗りながら何を考えているんだろう


「早く帰りたい」


「会社をやめたい」


「今日も1日が始まる、やだなぁ。。」


「こんな満員電車なんて乗りたくない」


周りの顔を見ていると、声が聞こえてくる様だ




電車に乗っていると


満員電車で崩れる人がいる


貧血だ!




これは日常茶飯事の光景であり


次の駅で降り、ベンチで休む人を


何人も見た




また、


ストレスでイライラしている人も多く


ちょっと電車で肩がぶつかったからと言って


喧嘩が起こる


これも満員電車ではあるあるです




私は身も心も無になって


早くここから解放されるべく


目をつぶる




新宿駅に到着すると


電車のドアが開くと同時に


無数の人が外へなだれ込む




ここでも


何人かが押されて倒れるのだが


みんなは自分の事で精一杯




助けもせず


見て見ぬ振り




かくいう私も


その場を後にする




人を助けている余裕がない


自分が一番可愛い


心に余裕がないので


そんな風に思っていました




そして、足取りも重く


下を向きながら


会社を目指して軍隊のごとく


スーツを来た人々の1日が始まる




今日から新しい部署


席移動の為


自分の荷物を持って


部屋の端っこにあるブースへ移動



おはようございます!今日からこちらでお願いします!!
Nさん
おう、お前が新しいやつか、よろしくな!


案外普通な感じの対応だった


Nさんは私より年上だったので


素直に言葉を受け入れられた




Nさんは日経を読みながら

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