集団ではなく一人でいることを選んだ『たまらなく大好きでたまらなく大嫌いだった』私の女子高校生時代のリアルなSTORY②《集団生活不適合開始編》
高校生活という限定された青春を
誰よりもいかに有意義に
楽しく過ごすかという方法の一つに
そういう過ごし方があっただけ
なのかもしれない。
誰も間違ってはいなかった。
ただ、私には
居場所がどこにもないように感じた。
かくして私は
クラスメイトが、集団生活という
社会に出ると必要を余儀無くされる
世渡りな術を身につけている間、
全くそれとは真逆の方向に
進んでしまったのである。
入学初日の翌日、
座席が前後ろということで
話かけてきた子達と幾日か過ごした。
だけど、グループというものは
行動を共にするという事で、
そこには何かしら暗黙の制限があった。
例えば、教室移動や休憩や昼食時間
何かと行動はグループ内で過ごし、
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