奇跡は自分で起こす!18歳で致死率99.9%の脳出血から奇跡的に生還。在学中に高学歴男子集団でビジネスに目覚めた秘訣。
あれ・・・?
これって夢だよね?
それにしても、この夢長くない?
今までこんなに長い夢あったっけ?
何だか現実のようだな・・・でも夢か。スースー
2009年の4月、総合病院の病室にいた私は、
あの世から無事に生還したが、
脳がやられて現実なのか夢なのか、よくわからない状態になっていた。
~致死率99.9%の大病~
高校3年生 卒業目前の3月に受験のストレスで、
ある日突然、致死率99.9%の脳室内出血を起こした。
その時は母が奇跡的に帰宅し、
ベッド上で寝ながら嘔吐していた私を発見。
母は「重度のインフルかな?」と思ったそうだが、
あまりにもぐったりしていて病院には連れていけないと思ったらしく
救急車を呼んだ。
しかしインフルのはずなのに、娘の状態がおかしい!!!
どんどん意識レベルが低下していている。
そして救急車の中で
・意識不明の重体
・瞳孔反応なし
・呼吸困難
という瀕死状態になったそうだ。
総合病院に到着して、検査した結果、
脳”室内”出血といって、脳の中心部分で出血しているとのこと。
・出血時の検査写真
脳室は”脳の幹”と書いて「脳幹」という人間の身体でも
1番重要な部分のすぐ上にあるところだ。
テレビでたまに
「芸能人がくも膜下出血で・・・」というニュースを見るが
くも膜下というのは脳の外側で、致死率は50%らしい。
それに対して私は脳の中心で出血してしまったのだ!
一般的に脳幹や脳室で出血した場合、
たった4~5時間で息を引き取るそうだ。
私の状態は
ICU(集中治療室)で10年働く看護師も見たことがないほど
奇跡的な生還だった。
そして脳出血の原因は、日本人の5~10万人の確率で
先天的に存在するAVM(脳動静脈奇形)であった。
緊急手術して何とか一命を取り留めたが脳出血後、
約1か月間のことは今でも何も覚えておらず、
周囲の人曰く「自分の状況をわかっていない様子」だったとのこと。
↓集中治療室(ICU)にいた時の写真
頭部に穴を開けて管を通し、血を抜いている光景
↓数回手術したあとの写真
脳内の血は除去され、管を外した。
↓脳から抜いた血液(ずい液なども混ざっている)
こんな大病をしたらほとんどの人は
「自分は不幸だ。
なんで自分だけこんな目にあわないといけないの?」と
嘆くだろう。
でもそうやって自ら悲しい思考になって、何か好転するだろうか?
決してしないと思う。
私は「脳出血して不幸」ではなく
「致死率99.9%の脳室内出血したのに、
生きてるなんて奇跡!強運!ツイてる!」と
喜んでいた。
このように同じ出来事でも、
”自分の解釈”次第で幸か不幸か?が決まる。
自分が幸せなのか?不幸なのか?を決めるのは
すべて自分次第なのだ。
だから私は出来るだけ、物事のプラスの面を見るように心がけている。
それだけで人生が幸せになっていくから。
また一命をとりとめた後も
・歩行困難(車いす生活)
・重度の記憶障害(高次脳機能障害の一種)
・外斜視(黒目が正面を向かず、外側に離れている状態)
など、数々の後遺症が待ち構えていた。
↓脳出血後、約4か月は外斜視になっていた
(眼科医には治らないと言われたが、自然と治った。
医者をはじめ周りの人が「治らない」という嘘は信じないほうが吉)
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