家族のコミュニケーション-その11 相手を傷つける話し方
◆自分の気持ちを素直に話してみる
自分がどう感じているかを素直に話しましょう。
相手を責める話し方が習慣になっているなら、
まず自分の感情を吐露してみて下さい
きっと気分はかなり晴れてきます。
そうすると人を責める必要を感じないでしょう。
「あなたはいつも自分だけで決めてしまうんだから」と
相手を責めるのではなく
「前もって相談してね、私はさみしく感じるひとなの」
と言う方が良いかもしれません。
または良く話を聞いてくれる方に
自分の考えを聞いてもらって下さい。
そこでいろいろと分析が出来ます。
何が間違っているのか。
どうすればいいのかが分かってきますから、
どのように言葉を出せばよいかも分かります。
◆引き際を見極める
激しい口論になった時にも、
とことん相手を傷つけるまで突き進まない事です。
そうなってしまうとお互いの傷は深くなり、修復が難しくなります。
そのなる“前”に引きましょう。
どこに引き際を見極めるか。
これは、やはり人格の問題になります。
優しさや思いやり、憐みなどの柔らかい特質が役立ちます。
口論が激しくなりそうなら、その場を逃げましょう。
「逃げるのか」と背中で聞こえてもそうするのは知恵の道です。
口論が激しくなる“前“が重要です。
そこが見極めどころとなります。
口論が始まってからでは、なかなか引けなくなります。
◆◆結論◆◆
人を傷つける話し方は口の問題ではなく、心の問題です。
心を良いもので満たしましょう。
人の口からは心にある物が出てきます。
決してののしるような言葉を発しない決意が必要です。
ののしりの言葉とは
「わめき,ののしりのことばを……
あなた方から除き去りなさい」と聖書は述べています。
「わめき」と「ののしりのことば」が区別されているのはなぜでしょうか。
「わめき」の原語(ギリシャ語,クラウゲー)は,
大声を出すことを意味しています。
一方,「ののしりのことば」(ギリシャ語,ブラスフェーミア)は,
言葉の内容を指しています。
ののしりのことばは,大声で発せられるとは限りません。
悪意のある言葉や,相手の品位を傷つける言葉,
侮辱的な言葉であれば,小声で言ったとしても,
ののしりのことばなのです。
では良い話方を身につけましょう
品位を保ちましょう
人格を磨きましょう
粗野などうしようもない人にはならないようにしましょう
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