〜少年時代の僕へ送る手紙〜

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著者: 児玉 浩弥




・大学の奨学金の借金が700万あった


・片親の母に迷惑をかけたくなかった


・特にやりたいことがなかった





と、何個かあげられるのですが、


結局は、「周りに流された」


ってのが一番大きな理由でした。





卒業後は、


ちょっとでもいい会社に就職し、


それなりの給料をもらって、


それなりの時期になったら結婚する。





そんな、”世間の常識


を選ぶのが、正しいと思っていたからです。




だから僕は、


思ってもいない志望理由を面接官に熱弁し、


奴隷のように働かせてください!と頭を下げた。




偽りの人生を送ることを、自らの意思で選択したのです。




 ■大人になった今




就職してからの僕は、


必死で努力した。



朝から晩まで、がむしゃらに仕事をした。


その結果、同期の中ではトップの実績を出す事が出来た。




側から見れば、順風満帆な人生だったと思う。




しかしまぁ、、、




「クソつまらない。」




とにかく毎日つまらなかった。




・地方に飛ばされた為、友達は0。


・一番歳の近い同僚は、10歳年上。


・金晩の駅前でも、21時を回るとだーれも歩いていない。




さらに、会社では


超意識高い系の人たちが集まっていて、




・月100時間残業、休日出勤は当たり前。


・週3以上の飲み会は強制参加。



・先に帰るのは、絶対に許されない。





俗にいうところの”社畜”ってやつです。笑



とは言っても、


仕事自体は、別に嫌いではなかったし、


仕事のできる先輩たちはカッコイイと思っていた。



それに、給料もそれなりにもらっていて、


お金に困ることは、全くなかった。




でも・・・


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