神々が集う島、神津島で体験した漁業。そこで感じた、生きていく上で大切なこと。

著者: 松本 真奈美

こんにちは!ワールドピースチアリーダー❤️夢はチアリーディングの思いやりの心を伝えることで世界平和に貢献すること❤️の松本真奈美(MONA)です。

本日のお話はこちら、神津島で漁業の体験をしてきたお話です😊

伊豆七島のほぼ中央に位置し、「水質と透明度抜群の白砂の海水浴場」「日本花の百名山に選ばれた天上山」「自然岩石温泉」「キャンプ・バーベキュー・スキューバダイビング・サーフィン・フィッシング(磯釣り)」等、東京から手軽に行けるリゾートとして今注目の場所です✨
訪れたのは9月下旬でしたが、気温も水温も暖かく普通に泳げました✨


綺麗でしょう✨✨✨✨✨
海の中なんてもっと綺麗なんです!!!水は限りなく透明で、入浴剤を入れたかのようなブルー!!!
お魚もたっくさんで、町の中心部からバスで20分ほどのところにある、赤崎遊歩道というところまで行くと、見たこともないようなカラフルで本当にかわいいお魚さんがたくさんたくさんいるのです✨

泳ぎに夢中で赤崎遊歩道の全体写真は撮っていないのですが...プカプカしているのが私です❤️

漁業が盛んなだけあってお魚が新鮮でとにかく美味しい!!!!
ちなみに冒頭の写真は私たちのために地元の漁師さんが私たちが泊まっている旅館までとれたてお魚さんを届けてくださったのです!!!!!!美味しく美味しくいただきました。優しさに感動です!

お魚さんをおなかいっぱい食べて、いっぱい泳いだ後でふと空を見上げると、まんまる夕日が、海に夕日ロードを作っています。
あ!ちなみに、この写真で持っているのは、海藻ではなくてチアリーダーが持つポンポンです❤️



さて❤️
そんな素敵なこの島にきた目的、それは、

「漁業体験をすること!!!!」

私の友人の方が島の漁師さんとご友人とのことで、お願いして、その漁師さんの漁船に乗せて頂くことになったのです。金目鯛の漁に連れて行ってくださるとのこと!!!金目鯛は神津島の特産物✨
魚を食べる身として、どのように魚が捕られていくかの過程を経験したかったのです。漁師さんがどんな大変な思いで漁業に取り組んでいるのか。それをみをもって体験すべきだとずっと思っていました。

起床は夜中の2時半。

3時に船に乗り込みます。
2時間くらいかけて魚が撮れるポイントまで行くのですが、もーーーー空がすごい!!!!!!!!!
地上で見たのとは比べ物にならない夜空が広がっていました。
くらいくらい海の上では周りには何もない。星の輝きを邪魔するものは何もありません。
星を見て眩しい。と感じた経験は初めてでした。どんな国の地上で見た夜空よりも美しかった。
流れ星って、こんなにたくさん流れているものなんだ。

そして、海をみると、海もキラキラと光っているのです!
ん!?星の反射なのか?とも思いましたが、これは夜光虫という海洋性のプランクトンが、船に刺激されて光を放つらしいのです!初めて聞いた!初めて見た!
上も下も光ってる!
もう訳の分からないくらい幻想的な世界でした。

しかし、そんな幻想的な世界の中で襲ってくる現実。

船酔い。


体一つで勝負している私は乗り物に弱く、船はもってのほかなんです。
酔い止め飲んで、覚悟はしてきたのですが、もうゲロゲロでした。

お手伝いするき満々だったのですが、すっかりダウン、、、、、、、、、

船の中で横たわっていたら、船が泊まったので、漁師さんの近くに行ってみると、そろそろ金目鯛を引き上げるということ。
細い釣り糸は、海中奥深くまで届けられています。

その釣り糸を引き上げた時、
くらい海底の奥底から、真っ赤に輝く金目鯛が。
その怖いほど大きな目は、生きることに必死な目をしていました。
船の上にたどり着いたあとも、生きることを諦めていなかった。
その金目鯛と目が合った瞬間がスローモーションのようで、その瞬間だけ酔いもピタリと泊まっていました。



しかしその後、早速手伝おうとしたにも関わらず、再び激しい船酔が襲います。

船の中にばたっと横たわり、少しだけ休んだら、また手伝うんだ!!!と気持ちだけはあったのですが。
そのまま記憶が遠のき。。。。。

気がついたら太陽サンサンで陸に到着していました。

あんなに意気込んでいたのに、私がしたのは、
星が綺麗と騒ぎ、倒れこみ、金目鯛がつられる瞬間だけ一瞬見て、また倒れこむ。


手伝うつもりで行きました。
漁業を経験するつもりで行きました。

1ミリも手伝ってません。
船酔いに勝てなかった。。。

猛反。

私なんの役にもたってないのに、金目鯛5匹もいただきました。

漁師も、最初は船酔いするが、1ヶ月も経てばなれるとのこと。しかし、私には、1ヶ月船酔に耐えるだけの勇気はないと思いました。

漁師の方、本当にすごい。

船の中で聞いた言葉で、とても心に響いた言葉

「この細い釣り糸に、男のロマンが詰まっているんだ」

それを言っていた時の顔が、すごく凛々しくて、かっこよかった。

日々大変な思いをして、しかしそれ以上のロマンを抱えて生きている漁師の方々。
生きることに一生懸命だった、今を生きたかった、最後の瞬間まで力強く生きることを諦めなかった金目鯛。


私、船の上でただの役ただずすぎて漁業を体験した!胸を張って言えませんが、あの経験から、生きることについてもより深く考えるようになれた気がしています。

地球の美しさ、命の尊さ、ロマン、生きるということ、働くということ。

いろんなことを教えてくれた神津島、神津島の方々。

本当に本当にありがとうございました✨✨


「いただきます」
「ごちそうさまでした」






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