揺れる高校・大学時代

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著者: Kazuyuki Numao

あとはバイトも始めてみた。

このふたつがいい効果を生む。

まず、教職課程の場というのは、

とても狭い。というか、取ってい

る人数が少ないから自然と友達に

なれる。

さらに、バイトも体を動かすとと

もに連帯感をもってするある意味

で団体競技のようなもの。

だから、ここでも自然と友達がで

きた。おかげで気持ちに整理がつ

いてまた、前に進めた。



教職課程は教育実習へと近づいて

いよいよ子供達に教えることになっ

た。二週間という短いようで長い

時間だった。

体育祭も絡んできて自分が受け持つ

授業数はそんなになかったが、それ

でさえも、授業をするときは本当に

情けなさでいっぱいだった。

なんでおれは教師になりたいんだろ

う?周りに向いていると言われたか

ら?その気になってしまった?

実際そうなんです。

子供は好きだけど、だた彼らの成長

を見守るのは好きで、ぼくが彼らを

成長させるのは全く違う話。

それに気付かされた。

経験がないだけ。それもあるかもし

れない。でも、サッカーだけなら

問題なかった。



進路が重く自分に乗しかかった。。


バイトはとにかく大変だったけど、

楽しかった。周りとの連携を考え

ながら、料理を以下には綺麗に早

く提供できるか。ある意味で職人

だ。

そこでの出会いも本当に素晴らし

いものだった。人生初めての彼女

もできて、あとは就職先だけが残っ

た。

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