storys.jp

みんながストーリーを持っている

ファン活動が苦痛になって断捨離した話。

私自身が20歳から23歳まで某歌手の熱狂的ファンでしたが、途中で仲間同士でのトラブルに巻き込まれてしまって「ファンをやめた」時期がありましたが、今ではそれを教訓として程よい距離感でファンを楽しめています。


私が「ファン活動をやめた」理由は金銭的にも時間的にも精神的にも、応援が負担になったからです。

雑誌にCDにブルーレイにグッズなどなど、欲しくなくてもとりあえずコンプリートしないとならない義務的な暗黙の了解が苦痛になっていたり、仲間のブログやツイッターなどへのコメントに追われたりなどで現実生活も疎かになっていましたがトラブルに巻き込んではあっさりと捨てられてしまうネットでの薄っぺらい人間関係に不信感を抱いてしまったと同時にその歌手のことも嫌いになった時期がありました。


だけども、2か月程度その歌手の音楽を一切聴かずにいてCDやグッズなども一通り処分しました。
その歌手の曲を聴かずにいて3か月めくらいになると曲が聴きたくなったので、ツタヤに行ってその歌手のCDを数枚レンタルしてきてiPodに取り込みました。

結局、某歌手の曲は好きだったので、何度か時間をかけてツタヤに通っては某歌手のアルバムをレンタルしてiPodの中身はかつてのものに戻りました。


久々に見たくなったライブDVDやブルーレイは中古で買い直し、アルバムに入っていないシングル曲はiTunesで買い直しました。

そこで気づいたのは、同一内容のDVDやブルーレイは1枚あれば足りるので初回限定の封入品などにはあまり興味がなかったということでした。



手放した会報やライブグッズなどにもさほど愛着がなくて、新たに欲しいという気持ちも湧きませんでした。


公式のファンクラブは一応継続しています。
ファン活動から離れて、戻った頃がちょうど更新の時期に当たりましたが、離れていた分だけ純粋に歌手の応援だけに夢中になれたので、迷うことなく更新しました。

ファンクラブに入会しているといい席が取れるので、一人でライブに行っては楽しんでいます。
かつての仲間から白い目で見られたりはありますが、もうすべてのSNSは退会しているので悪口が書かれようが見ることはないので気にせず堂々と参加しています。
悪いことしているわけではないのだから何も怖がる必要なんてありません。
むしろ私は正規の手段でしかチケットは購入しませんし、会場での整列などはスタッフの指示に従っています。
こんなこと当たり前ではありますが、守らない人が結構いるのが事実です。

SNSの過激派たちはチケットを仲間どうしで大量にエントリーして、もしチケットが余ったら定価以上で転売していますし、もしチケットが取れなかった際はSNSなどで他のファンに手当たり次第連絡を取ってはチケットを購入していますし、
自撮り棒を持って撮影をして、通路をふさいでいてたくさんの通行人に迷惑がかかろうがお構いなしです。

著者の宮城 ハナさんに人生相談を申込む

東北在住のゆとり世代

著者の宮城 ハナさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

読んで良かった

ストーリーを読んだ感想や、思い出したあなたのストーリーを教えてください。

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。