障害者の私が障害者団体を嫌う理由

私は平成12年の5月に発達障害の診断を受けました。小学校に入学しても着席していられないことなど問題行動が多すぎて学校から精神科を紹介されました。

6歳から11歳までリタリンを服薬して小学校は無事に卒業できましたが、中学校は田舎の学校に進学して散々いじめられて自暴自棄になってしまいました。

隣町の公立高校卒業後は興味のあった分野の専門学校に進学するも進路は叶わずにA型事業所への就職となりました。
というのは、専門学校在学中に自殺しようとして警察のお世話になって、それから精神障害者手帳を取得しました。父親の猛反対にあって20歳で父親とは絶縁しましたが、その4年後に父親は統合失調症で入院しています。

最初のA型事業所は身体障害の方がメインの事業所だったので仕事はしやすい環境ではありましたが精神科への通院に理解がなかったため服薬できない状態が続いたので症状が悪化して、1年半で退職しました。


その後、無職で暇を持て余していたのでネットで精神障害者のサイトを見つけて参加していました。
社会への不満などがメインの内容で「理解してくれない周りが悪い」とか、とにかく社会への不満をぶちまけることで「私たちだけの世界」を作って満足していました。

だけども、自分自身の症状が回復してくるにつれてサイトの雰囲気に違和感を持つようになって自然とフェードアウトしました。

それから、2件目のA型事業所に通いました。

ここは精神障害メインの事業所でしたので、障害についての話をすることも多かったのですが、とにかく社会への不満やら自分勝手な思想やらがメインで
ここにいたら引きずり込まれてしまう。
そういう不安が強くなったことや他の精神障害者からの暴言や暴力などで結局そのA型事業所は14か月でやめて、3件目のA型事業所に通いました。

最初は3件目もしっかりとした運営方針でしたが、入社して3か月ほどたつと、社長は利用者を集めることに必死になり(※福祉施設は利用者を集めると市町村から補助金が入るため)仕事をしない(できない)人までも次々と採用するという、2件目の事業所と全く同じことをしていることに不信感を持ち始めました。
3件目でも精神障害者からの暴力や暴言があっても上からは「多様性」という名目で我慢を強いられたため、結局13か月でやめました。


2年半の間に2つのA型事業所を利用してきて感じたのは、精神障害者の支援団体ってかなり胡散臭いものが多いということです。

A型事業所の他にも引きこもりサークルや当事者会、就労支援など、様々な分野の福祉サービスを体験してきましたが、

「ありのままでいい」「頑張らなくていい」「障害は一人一人の顔や身長が違うように個性の一つだ」という割には将来への責任は全く持ってくれない。

だから、一生福祉サービスのお客様で居続けるしか将来が閉ざされてしまうのです。


確かに精神障害者への偏見が強いのは事実ですが、偏見を作っているのは支援団体ではないか? 

と感じました。
というのは、ニュース番組が「精神障害者や発達障害者が犯罪を起こした」ということを報道しただけで「障害と犯罪を結びつけるなんて差別だ」とTV局に苦情を入れるなどをしていますが、実際のところ、精神障害や発達障害の人が犯罪スレスレの迷惑行為をしているってのはけっこう多いようで、不起訴になっていたり、和解に成ってたり、というのが現状です。

2か所目と3か所目のA型事業所は都市部のビルに入居していたのですが他のテナントからの苦情が多かったのは事実です。
重度の障害者が奇声を発したり他のテナントの利用者への迷惑行為などをした際は何度もエレベーターで他のテナントの入居者から嫌味を言われてその都度謝罪していました。それが本当に苦痛でした。
「今日もまた何か苦情が来るのだろうか」と考えるたびに辛くなりました。
社長や責任者にも相談しましたが「うちは福祉施設だから」と開き直って迷惑行為を黙認しているのが現状でした。

それに「障害が個性」ならば容疑者の顔や体の特徴などが全国に報道されるのと同じで別に、障害の有無を報道されたところで特に困ることもないはずなのに矛盾してますよね。


実際、真面目に服薬や体調管理などをして一般の会社に就職をして戦力になっている精神障害者がたくさんいるのも事実です。

だけども、それは障害者であることを言い訳にせずに必死に努力した結果です。
「ありのまま」や「個性」を理由に好き勝手したわけではありません。
「障害者を理解しろ」とか「障害者に寄り添え」という障害者やその支援者が多いですが、社会の理解を得るためには障害者側が「健常者を理解して寄り添う」姿勢も必要だと思います。



病気仲間を作ることによってプラスになることも勿論あるとは思いますので否定はしません。
だけども「病気」という共通点だけで繋がっている以上はどちらかの症状が変化したら疎遠になってしまうというのは事実です。(特に精神疾患の場合)

あと、私が精神障害のサイトや施設などを利用してきて強く感じたのは、症状の重い人に引きずり込まれてしまってこちらの病状が悪化してしまうことです。
暇さえあれば飲んでいる薬の名前やら量やらを自慢(?)したり、深夜にしつこくラインをしてくる人だったり、サイトに自傷行為や自殺をほのめかす書き込みをして実際に救急搬送された人も知っています。

その他には、処方薬や市販薬の乱用を自慢している人だったり、中には危険ドラッグやら脱法ハーブやらの情報交換(?)をしている人から「あなたもやってみない?」と言われたりと身の危険を感じることが多かったのも事実です。
ちなみに私は薬物乱用は一切していませんし、これからもするつもりはありません。


中には大量服薬や自傷行為などで救急搬送されることが一種のステータス(?)だと思っているような人もいたりして、救急搬送のリピーターになっていることをドヤ顔で語りますが、それって本当に救急搬送が必要な人に迷惑をかけていますよね。

で、その方は搬送先の病院で「あなたの体にかなりの負担がかかりますので、あまりこういうことは繰り返さないでくださいね」と説得されたようですがその際も「差別するのか!」と激怒したというからあきれます。
医療関係者たちはその人の体や心のことも心配していたはずでしょうが「ああまたか。面倒だなぁ」ってのが本音かもしれません。


障害者の団体や施設などを利用していてとにかく思うのは、呆れるようなクレーマーが本当に多いこと。

世界中の航空会社に苦情を入れまくってる人や歴史的建造物にエレベーターを設置して欲しいとゴネるような障害者団体なんかは報道されて話題になりましたがこれは本当に一部でしかなくて、実際は表に出ないだけでかなりのクレームはあります。


障害者の「害」の字は差別だから変更しろとあちこちにクレームを入れていますがそれで本当に差別は解消されますか?

むしろ、言葉狩りをする迷惑きわまりないモンスター障害者でしかありません。
差別を助長する迷惑行為なのですぐにやめてください。
同じ障害者として大迷惑です。


とある団体の「差別を受けた経験を発表する会」のようなものを聴きに行った際は、障害者割引で鉄道を利用する際に半額料金の切符は子供料金ボタンを押してくださいと駅員さんに言われた際に、「障害者を子供扱いするのか! 差別だ!」
と激怒する30代の女性と「そんな差別があるのか。**県の**鉄道は許せない」と怒りくるう参加者たちを私はただ呆れながら眺めることしかできませんでした。
子供料金ボタンを押すのが嫌なら正規の大人料金の切符をおとなしく買えばいいのに。ただそれだけです。一体何を望んでいるのでしょう。

ちなみに**県の**鉄道はすでに廃線になりました。
もともとかなりの過疎地域で車社会のため昭和の終わりあたりからすでに赤字経営だったようですが、それでも交通弱者である障害者のために鉄道を長く続けてきて、割引を行っていたのは事実ですし、その「差別を受けた経験を発表する会」というのは付き添いのヘルパー同伴で来ている方も多くてそのヘルパーの費用はすべて税金から出ています。


ちなみに障害者だけではなくて支援者にもとんでもないモンスターだらけ。

障害者の「害」の字を変更しろとか、障害は個性とか、自分たちの考えを押し付けているくせに、
「あなたは間違ってる」と一方的にお説教をしてくるような、関わるだけ無駄な連中です。


すべての支援者を否定するわけではありませんが、私の経験上は障害者団体などの支援者のほぼ全てはおかしな人ばかりです。
「100人いたら1人まとも」くらいに考えないと、福祉や障害者団体の泥沼貧困ビジネスにどっぷり浸かって抜け出せなくなります。

ちなみに私の経験談ですが障害者支援の携わる人の殆どが訳ありの人ばかりです。
保育士や看護師の資格を持っている人も多いですが、実際は資格を持っていてもそれらの業務が務まらなくてドロップアウトしてきたような人ばかりが多いのが現状です。



通所者に手芸やお絵描きをさせるだけの「就労支援施設」に国からがっぽり補助金が出ています。

障害者はアーティスト向きなんてことも言われますが、アーティストなんて、自称すれば誰だってなれます。ただ、それだけで生活していくのはとっても厳しいです。
私自身が作家やファッションデザイナー志望だった時期があったので、漫画の新人賞に応募したり、服飾系の専門学校に進学して幾つかのアパレル企業を受けたこともありますが、やっぱり現実はとっても厳しいです。

漫画やファッションも商売でやるとなれば「芸術」とはいえ所詮は「商品」ですから自己満足で作品を作っていたところで売上になることは絶対にありえません。
漫画雑誌やアパレルブランドはどんどんなくなっていますし、そもそもその「支援者」たちはそんなことも全く知らなかったりします。
というか、なくなったことを惜しまれる雑誌やブランドというのは数少なくて「みんなに忘れ去られて知らないうちに消えていた」なんてことが多いですよね。

草間彌生みたいに「症状から逃れるために絵を描いていたら世界的アーティストになった」という人もいるかもしれませんが、支援者がその草間彌生を全く知らないというから驚きましたよ。
福祉関係者は福祉以外のことは何も知らない。
ちなみに、施設の商品は全くと言っていいほど売れていません。
たまに売れても買っていくのは大抵が役所や病院などの福祉関係者だったり、施設利用者の家族です。
ひどい事業所になると利用者や職員に自爆営業をかけます。
そもそも、飲食店や雑貨屋さんは経験豊富なプロの開業でも半分近くは2年持たずに閉店してしまうというのが現実なのに、福祉以外何も知らない素人がお店をやったところで売上になる商品を作れるはずがありません。
実際、お店に並ぶ品物のレベルはとても低いですが大手口コミサイトでは「障害者が一生懸命働いています」なんて評価がたくさん並んでいるので障害者のお店ということで理解を示す一部のリピーターがいたり、補助金が出ているおかげで閉店しないというカラクリがあります。

自爆営業について他の福祉関係の施設にも相談しましたがそもそも担当の臨床心理士が自爆営業という言葉を知らないというから驚きです。
福祉施設などの障害者を取り囲むサービスや団体というものはそもそも、社会から隔離された世界のようなものなので、世間の常識は全く通用しないと言っても過言ではありません。
「社会復帰」は建前で実際は団体の金づる状態です。


「通所者が無料で通える」ということを宣伝している施設でも国から補助金が出ているので、実質的には「毎月数万円の利用料金がかかるけれども、通所者の代わりに国が施設にお金を払ってくれている」ため無料ではなくて国民の税金が使われています。

だけども学校のように国で決められたカリキュラムがあるわけでなくて、虐待以外ならばなんでもオッケーというのが現実なので実際は小学校の方がまともな教育をやってます。

だけども「支援」とは言いつつ手芸やお絵描きをさせているだけだったり、パソコン訓練という名目で「できるエクセル」という本を渡されて自習という名目のほったらかし状態なので関係ない動画サイトやらゲームに夢中になっている人が大半という現実。
小学校の授業でさえ電源の入れ方から関数までを先生が一つ一つ丁寧に教えてくれて、授業中に関係ないサイトなんて見ようとしたらがっつり注意されるのに、施設ではとりあえずほったらかしです。


一応、真面目な職業指導員もたまにいて、そういう指導員の場合は「売れる商品を作りたい」と本気で指導をしようと必死ですがこの必死さが裏目に出てしまいます。
「私働きたくないし」「前の指導員さんはこんなに厳しくなかった」なんて意見ばかりになってしまって真面目に指導をすればするほど損をします。

だから、真面目な指導員はこういう福祉の実態に嫌気がさしてすぐに去っていきます。



障害者の福祉サービス、特に精神障害者向けのサービスは急速に数が増えていますが、補助金目当ての劣悪な施設ばかりというのも現実です。
もちろん良心的な施設もまれにあります。
だけども、ここ数年で一気に増えた精神障害者向けの福祉施設にありがちな豪華なパンフレットやHPを作ったり、駅に看板を設置するなどのかなり力を入れた宣伝をしてでも常に利用者を募集しているなんてのは私の経験上あまりいいサービスを提供しているとは思えませんでした。
強いて言うならば、ひきこもり経験の長い方は外出先が増えて友達が作れることくらいでしょうか。

30代以上のひきこもり状態の方だとご両親もすでに定年されていることがほとんどなので、本人の意思とは関係なく、働きたくない障害者までもを外に連れ出して「社会復帰」という名目で実際は家でしてることとほぼ同じことを施設でさせているだけなので、メリットとしては家の光熱費がちょっとだけ浮くことくらいです。

家でしていることと同じことでないと本人がやりたがらないので、とりあえず本人のご機嫌をとって施設に来ていただくことで国から補助金をもらって施設が儲かるのですが、社会人経験のある30代以上で社会復帰を真剣に考えている人や10代や20代の人からすれば物足りない支援になってしまうのが現実です。
気に入らないことがあると駄々をこねて家族に暴力を振るう30代や40代の人なんてのもたくさんいます。


精神障害者だけど精神障害者が怖いです。

だから何年か前に問題になった雑誌の記事で精神障害者雇用義務化について「幻覚が見えていて突然発狂するような何を考えているかわからない人なんて絶対に雇用したくない。そんな人と仕事ができるはずがない」というような内容が「差別だ」と障害者団体からかなりのクレームの嵐になっていましたが、正直なところ、精神障害者の私ですら同じ精神障害者についてはその雑誌の記事のようなことを考えているというのが現実なので「差別だ」と怒りくるうならば、どうすれば発狂を抑えられるかとか、迷惑行為をやめさせることができるかとか、具体的に精神障害者を雇用するにあたっての注意点なんかも障害者団体としては教えて頂きたいですね。

だけども、方法がないから「差別だ」「雑誌に謝罪文を載せろ」とか「障害を理解しろ」の一点張りで意見を押し付けるだけで余計に差別を助長してしまうだけなんですよね。
ちなみにその雑誌は障害者団体曰く「社会的知名度のある雑誌」とのことですが、毎週のように書店に行く私でも全く聞いたこともないような雑誌です。(私の友人や家族など50人以上に聞きましたが誰もその雑誌を知りませんでした)
ちなみにその雑誌を古本屋で探しましたが「怖いものは怖いんだから怖いって言ったっていいじゃない。怖いということすら許されないのは健常者への差別では?」というのが正直な印象でした。
誰も知らないような雑誌に苦情をつける暇があるならもっとやるべきことがあるでしょう。


他にもいろいろありますが長くなってしまうのでこのくらいで終わりにしておきます。
もちろん全ての障害者団体や福祉関係者を批判しているわけではなくて、あまりにも自分勝手なクレームをつけては社会に「理解」や「配慮」を強制しようとするやり方に違和感を感じています。

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