夢を叶えるために一番大切なこと

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治してあげられたら・・

 

自分と同じようなカラダの悩みを持つ人を

救ってあげられたら・・・

 

どんなにか素敵なことだろうか。

 

医師として働いていた父の姿と、その想いはひとつにつながり

その日テレビが終わると同時に、僕は医師になることを決めた。

 

ここから、

成績超最低の僕が、医師になるという

壮大な日々が始まっていくことになる。

 

6.「不可能」と言われた医学部への挑戦

 

テレビを見終えた翌朝

興奮がおさまりきらないせいか、僕はドキドキして目を覚ます。

 

とりあえず、両親に報告することから始めよう。

 

母親は一瞬で快諾。

涙を流さんばかりに、本当に喜んでくれた。

落ちぶれ、すさんでいた僕の生活で心を痛めていた母親にとって

この報告は一番のカンフル剤だったと思う。 

 

はぁ・・

次は父親か・・・

 

数年間まともに会話もしたことがない父親。

いっそ受かってから言おうかな・・・と、一瞬考えたが

いざ、「学費は払わん」なんて言われたら、それこそマズイ。

 

勉強を一切したことがない成績最低の僕が医学部に行く・・

父に言うのがメチャクチャ嫌だったのだが、

答えは意外にもあっさりしていた。

 

「なりたいならなればいい。」の一言だけ。

いずれにせよ、とりあえず学費は払ってくれそうだ。

 

よし。これで医者になれる準備は整った。

あとは合格あるのみ!

 

意気込んだものの

医学部の合格はそんな甘いものではなかった。

 

本屋さんで、受験ガイドの本を立ち読みしてみると、

学校によるが、倍率は2030倍程度、

合格までに平均23浪必要とする

 

しかも、最近の医学部人気からか、

東大や京大を受けるような生徒までもが

医学部を狙って受験してくると書いてあった。

 

つまり、高倍率の上

彼らを相手にして戦い、勝たなければいけなかった。

 

その大変さを、当時の僕はあまりに簡単に考えていた。

 

いや。そもそも勉強なんてしたことがないから

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