ミュージシャンのボクしか出来ない世界で1つの「親孝行」
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今からする話は、全部が全部・・・実話です。
そして「命」の話です。
もしかしたら、誰かにとっては、
「目を背けたくなるような描写」もあるかもしれません。本当のことを書いているがゆえにです。
ですが、言いたいことは、人の「死」の悲しみではありません。
人の「生」という、キラキラしている使命のことです。
ボクの体験から「何か感じ取ってくれたらいいな」と思い、ありのままに綴ります。
おこがましいとは思いますが・・・
願わくは、あなたにも自分の「命の声」が聞こえますように。
ボクの名前は通称「はっち」。
「まはろ♪」というバンドでギターボーカルをしてます。
いわばミュージシャンの端くれです。
ちなみにこんなバンドです。
https://www.youtube.com/watch?v=aAyXmLrSd5o
実は昔、小学校の先生をしていました。
いわゆる公務員。
心底子どもが好きで、昔からの夢が「学校の先生」でした。
紆余曲折がありましたが、ボクは22歳という若さで、大阪府に採用され、小学校教師になりました。
それから幾星霜。
2012年2月
あの東北の大震災より、1年が過ぎようとしていた頃。
シングルマザーとして
とてつもなく波乱万丈な人生を歩んだ
ボクの母親が
52歳の若さで亡くなった。
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若い頃の母は、父と結婚をするために、祖母のいる実家を飛び出した。
反対を押し切るほど、昔は父のことが好きだったんだろう。
それがきっかけで、本当にずっと貧乏な生活だった。
ボクには兄と妹がいる。
兄が幼い時は、お米を水でふやかして食べたりしていたらしい。
ボクが物心つく頃には、少しは落ち着いていたらしいが・・・
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