創造主との対話

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著者: 安田 拓真

人生は

「しんぷる いず ざ べすと」


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俺の人生ってこのままでいいんだろうか

本当にやりたいことって何だろう。

毎日同じ繰り返しかぁ~

宝くじでも当たったら仕事辞めるのになぁ~



なんて言って、辞める勇気も無いんだけど。



僕は高校卒業後、

憧れだった消防士になった。



憧れだった消防士になれた当初は

やりがいのある仕事で

人のために生きていこう!って思っていたんですが・・・



年を重ねるにつれて

毎日繰り返されるルーティーンワーク。



10年後、20年後の”未来”が決まっていることに

人生のつまらなさを感じる毎日を送っていた。



「俺の本当にやりたいことって何だろう」



周りの友達からは羨ましがられたり

親族からは良い目で見られていたけど、



何かが違う。



「本当にこのままでいいんだろうか・・・」



そんなことを考えては

自己啓発本を読んだりセミナーに行く日々。



どれだけ勉強したり、人に会ったりしても

「コレ!」と言ってやりたいことも見つからない。



「俺って何のために生きてんだろ~」



なんて言ってみたりもして

答えのない問いをずっと繰り返す日々。



そんな毎日を繰り返していたある日

高校時代の友達と集まる機会があった。



「お前いくら給料もらってんの?」

「消防士って休みが多くていいな~」

「俺もすぐにでも仕事辞めたいわ。」

「転職しよっかな~」



久しぶりに集まったかと思えば

他人の妬みや不平不満。



「子供の頃は夢や希望を持っていたのに

社会人になったらこのザマか・・・」



「こんな人生終わらせたい。」と思う半面

自分自身に苛立ちを感じた。



時は流れて

2017年10月


この頃、6年間の消防生活に終止符を打った僕は

コーチングの仕事をしていた。



そんなある日、僕のクライアントから

ある男性の方を紹介されることになった。



これが

メンターとの出会い。



会った瞬間から、

これまでに出会ってきた人とは違うオーラに

人を惹き付ける品格。



他愛の無い会話の途中に

何気ない一言を投げつけられる。



「何がそんなに不安なの?」



ぎくっ!



自分の心の中を

見透かされているように感じた。



実はこの頃、

消防士を辞めたものの

私生活の面でも仕事の面でも、苦しんでいて

どちらを向いても自分の人生は失敗だと感じていた。


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