激辛対決。
激辛対決
この対決は私が激辛料理を食べてどちらの料理が辛いのかを判断するのでは無く、誰が激辛料理を食べても平然としていられるかを競う我慢対決です。
さて、私が今までで食べた食べ物の中で辛かったものといえば、2つあります。一つは10年位前に食べた上野駅のおみやげ屋に売っていた。1面にトウガラシの粉末がかかっているせんべい。
もう一つは、まだ高校生の時に食べたLeeという銘柄の20倍インスタントカレー、この二つが私の激辛2大フードでした。まあ、昔のことなので記憶が巨大化されている可能性もあります。今現在この2つの激辛フードを食べても激辛とは感じない可能性もあります。
さあ、それでは、世界の激辛フードはどうなんでしょうか????私の無い知識で考えられる世界の激辛フードは、中国のマーボー豆腐、韓国のキムチ、インドのカレー、これだけしか私の頭では思いつかないです。
まあ、世界にはこれ以外にもたくさんの激辛フードで、辛さに対して鍛えている人たちがいるとは思いますが、今回はこの4つでの対決ということでご勘弁ください。
しかし、韓国のキムチで鍛えた韓国人!!!私の英語学校のクラスメートには韓国人はいません。
あと、中国のマーボー豆腐で鍛えた中国人ですが、中国人のユリさんはすでにタイ料理のポポサラダに完敗しています。
えーーー、中国人のユリさんはマーボー豆腐で激辛に対して鍛えているのか????という鋭いツッコミは無しで。。。
残るはインドのカレーで鍛えたインド人と、私がオーストラリアに来て食べた料理の中でダントツ最大級の激辛料理ポポサラダを平然と食べるタイ人です。
インドと言えばインダス文明、そしてタージマハールがある。
しかし、タイにはアユタヤ王朝、そして隣のカンボジアにはアンコールワットがある。歴史はインドの方に分があるのか????何といってもインダス文明は世界最古の文明の1つだ。
しかし、タイには立技最強格闘技ムエタイがある。でも、インドには深い瞑想の世界を持つヨガがある。
インド人とタイ人どちらが激辛チャンピオンか!!!!
さて、私の英語クラスには、インド人のカビータさんという人がいます。少し小柄で、もの静かな人です。
しかし、時折語気を強めた自信に満ちた発言をすることがあります。そういう時の彼女は自らの持つ経験をもとにした、非常に的確な判断とともに、とても強い意思を感じさせてくれます。
英語の午前中の授業が終わり、お昼ご飯の時間になってクラスのみんなが弁当を食べる直前に私はカビータさんに質問してみました。
カビータさんは辛い食べ物は好きなの?
カビータさんの答えは、大好きよ辛くないと美味しくないは!!!!
グリーントウガラシを毎日の料理に使っているのよ!!!!
という答えです。それも、あの語気を強めた自身にみちた、強い意思を感じさせる話し方です。
これはもしかして、ポポサラダでも平然と食べるかも!!!!
さらに、ちょつと辛さが足りないなどと言うかも?????
私のカビータさんに対する期待は高まっていきました。なんといってもインダス文明ですから。
結果はあっけないものでした。
カビータさんは、ポポサラダに入っている大量のトウガラシを見た瞬間からポポサラダにまったく手をつけませんでした。
ポポサラダ強し、タイ人強し。
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