UCLA編入を目指す短大留学スタート 波乱の一学期

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DE ANZA COLLEGE最初の授業は月曜日の730分からでした。もうすぐ秋になる9月終わりなので、早朝の外は結構寒い状態でした。最初の授業は統計学入門のようなクラスです。1学期に登録したクラスは、この統計学とESL3クラス、そして体育(空手)でした。UCLA編入を考えると、まず必要なのは成績です。GPAで言うと3.5は最低限必須でした。高い成績を得るための戦略として、英語力がつたない私は英語をあまりつかわなくてもいいクラスをとることにしました。それが比較的得意な数学系のクラスでした。そのクラスが7時半のものしか開いておらず、わざわざ早朝から当校しないといけない状態になりました。

 

授業というものは久々だったので、結構楽しみでした。大体一番最初の授業は、クラスに関するオリエンテーションでした。必要な教科書、テストの回数、成績のつけ方などが説明されます。DE ANZA COLLEGEのいいところは英語がつたない人への配慮でした。留学生ではなくても、サンノゼには中国系やメキシコ系の住民が多く、英語が母国語ではない生徒も多いです。講師の先生もそこらへんをケアしてくれていたように思われます。案外気が付かないことが、授業が「英語」で行われるということです。ここでやっと留学したんだと実感しました。

 

ESLを含めて授業はついていける感がありました。しかし、授業が始まって1週目の金曜日にそれはおこりました。なんと交通事故にあったのです。自転車に乗っていて、歩道を走っていたらスーパーから出てきた車に轢かれました。気が付いたら左足が車の前輪に乗っていました。とりあえず叫んだのが「バック!!」でした、気がついた運転手はすぐバックしてくれました。そのまま、救急車に病院に運ばれた状態です。とりあえず、ホストファミリーのビクトリアさんに電話して車で送ってもらいました。幸い、骨に異常もなく、回復も23日で歩けるようになりました。事故の原因は、実はカリフォルニアでは自転車でも通行方向が決まっていて、逆走していたことが要因とされていました。なので、病院代はこちら側がもたないといけない状態でした。日本円でいう10万円以上かかりましたが、それは幸い入っていた保険ですべて賄われました。このことがトラウマというわけではないのですが、アメリカでは自転車に乗らなくなりました。

 

足を負傷したので、体育(空手)は落とさないといけませんでしたが、特に成績に影響することはありませんでした。出鼻はくじかれましたが、他の授業は頑張って対応することにしました。とりわけ頑張ったのは統計学です。1回目のテストの結果が芳しくなかったので、おかしいと思っていたら、解答の方が3問も間違っていることがわかりました。つたない英語で講師のオフィスアワーに文句を言いに行きました。講師の方はつたない英語にも真剣に話を聞いてくれ、間違いを認めてくれました。当たり前ですが、点数は各段に増えました。その時から、講師の私への印象は良くなったのではないかと思います。統計学は個人の成績はいいのですが、グループワークだと苦戦しました。なぜかグループワークの成績が芳しくありません。(理由は今でもわからないが、その当時成績に関しては厳しい先生だという話を後々聞きました。)期末試験直前に途中経過の成績が貼り出されるのですが、私の成績はBでした。Aをとっていた生徒が誰もいない状態で、しかも期末で100点をとっても最終成績でAがとれない状態でした。

 

それでもそこまで悔しくない状態でした。一生懸命やってきたので、1学期最初の授業でBならいいんじゃないと思っていました。それでも期末テストは一切手を抜くこともなく、準備しました。期末試験は早くできたら答案を出して帰っていいシステムです。答案を提出したら、なぜか講師の人が握手を求めてきたのでしました。そういうもんなんかなと思っていましたら、他の生徒はそんなことはなかったと言っていました。

 

1週間後、最終成績の結果が貼り出されているということだったので見に行ったら、なんと、自分の成績はAでした。40名いた生徒の内、Aをとったのは4名のみでした。かなりうれしかったのを覚えています。

 

最初の1学期を終えて、1学期初日に比べると何とかやっていける自信がつきました。教科書が読めれば授業はなんとかなるという印象です。また、この出来事がいい意味で「最後まであきらめない」ということを教えてくれ、今の生き方に影響しています。そして、この時した苦労のおかげで、困難なことにぶつかってもさほど負担に感じなくなりました。


UCLAを目指すにあたっては、総じて悪くないスタートだったのではないでしょうか。しかし、まだ最初の1学期です。これからも「戦い」は続いていきます。

 

 

 

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