盛りガール 自己主張はとても大切な話
所謂 “レールに乗った人生” を生きていたんだなと感じる彼が
何故全て投げ出してやりたいことに進めたのか
そもそもそこまでのやりたいことを何故みつけられたのか
とても理由を知りたい思った。
そのためパネルディスカッション後の懇親会では
これらの疑問をぶつける為、彼の元に行って質問をした。
その人からの答えを一言でいうと
「発信すること」
だった。
発信することで自分の考えもまとまるし、周囲からの反応によって新しい気づきも得られるし、それによって自分の考えも更に深まって・・という良いことのループになるそうだ。
また、発信をすることで、良い意味で自分を追い込むことにもつながる。
「まだ周囲に発信するほど自分の中で固まっていない」
「発信してやっぱりやめたとなったら、口だけのやつって思われる」
「そもそも発信して意識高い系って思われたくない」
その時私は自分が発信しなくていいようにいろいろ言い訳をしたが(しかも言い訳に限って次から次へとアイディアが浮かぶ)彼の「どうしてやってもないのにわかるの?」っていう一言には敵わず。。。
良い機会だと踏ん切りもつき、ついにはずっとやりたいと思っていた「日本と海外の二拠点生活」について、Face Bookで発信とアドバイスを求める内容を投稿した。
二拠点生活の第一歩として、手に職をつけるために母親がエステティシャンという環境を活用して、エステの資格勉強を始めていることも発信した。
投稿記事を書き始めて気づいたが、元々自己主張が強い性格のためか筆が乗ること乗ること。笑
だーっと一気に書きあげて、あとは公開ボタンを押すだけ。
一瞬、「反応が無かったらどうしよう」「意識高い系って思われたらどうしよう」と怯むも
「どうしてやってもないのにわかるの?」という言葉を思い出し、それに一生懸命書いた記事が日の目を見ないのは可哀想だなとも思い、思い切って公開ボタンを押した。
そわそわして反応を待つ・・・笑
するとちらほらと通知が来始める。
みんな結構知人の動向には興味があるみたい。笑
承認欲求というやつなのか、反応やコメントがくるととてもとても嬉しい。
色々と反応が来たけれど、一部を紹介すると
「自分で複業してみて色々感じることがあったから、複業関連の会社立ち上げるよ」
「国内だけど二拠点生活してるよ」
「エステの専門学校通ってたけど、国際ライセンスみたいなのあるからそっち目指すのもありだと思うよ」
などなどなど。
参考になりそうな意見や、新しい方向性のヒントを得ることができました!ありがたやありがたや。
「一回発信したあとで方向性変わったら、口だけのやつだって思われる」
みたいな発信するプレッシャーも実はあったけど、何回か発信投稿をして感じたことは、みんなそこまで覚えてないということ。笑
やっぱり首を絞めているのは自分の思い込みで、動けば何かしら反応や収穫はあるものだということを体感しました。
ちなみに動いていて気づいたけれど「発信先」もとても大切です。
私はFace Bookで国際結婚をしている人たちのグループを見つけて入ったけれど、そこで海外との二拠点生活についての回答は、ピンポイントだったり具体的であったりしました。
┃やりたいことの発信 @職場
最後は職場での経験です。上場日本企業と外資少人数企業で働いた経験があるので1エピソードずつ。
まずは日系企業から。
良くあるザ・日系企業という感じで年功序列・前例踏襲の企業文化。
このような組織に所属していたけれど、6週間のグローバル人材育成プログラムに猛烈に心惹かれてしまった私。
とりあえず社内の近しい人に相談したところ
「今までそういった理由で仕事を休んだ人はいない」
「行きたいのなら会社を辞めるしかないんじゃない」
(他社に務めている人で、実際に本プログラムに参加するために仕事を辞めた人もいた)
などなど言われていたが、前回のFace Bookでの発信で味をしめていた私は
「実際にやってみないとわからない、ダメだったらその時に考えればいい」
ということで部長に相談をしました。
部長では判断できないからということで、本部長までいったとのこと。結果は休職という処置を取り、プログラム参加OKとのこと。
ちなみにこの本部長は、社会人人生の半分を海外で過ごしたようなグローバルな人間で、
「若い頃に海外で揉まれる経験は何事にも代えがたい」という考えを持っている人。
私の休職を認めるにあたって所属部署の管理職や人事から反発が大きかったそう。特に人事部からの「今後もこういったことをやりたいという人がでてきたら、前例になるため休職を認め続けるんですね」という(脅し)発言にも、何とか対応すると言い切ってくれたらしい。(課長から聞いて感動)
私が相談したした周りの人も、部長も、まさか本部長がここまで言ってくれると思っていなかったから、動いてみて本当によかった。動いてみるとこんなことも起きるものだ。
外資系の企業での経験としては、今現在進行中の出来事である。
本社がイギリスにあることから、例年12月には全世界から選抜スタッフを集めて、1年のレビューや国を超えた交流などが実施される。
元々海外志向である自分は、3月の面談の際に上司に
「今年は是非行きたいと思っている。そのために準備をしたいので、どういったことをすればいいのか」と思い切って発信した。
まず発信してよかったと感じたのは、
「行きたいっていうことを日本のリーダーチームに報告はしておくね」
と上司に言われたこと。
根回しじゃないけれど、こういったアピールも選抜のためには重要だと思う。
また、派遣された経験のある上司から
「行くための準備としては、世界中のスタッフに臆することなくディスカッションができる(人材育成・組織開発の会社なので)豊富な知見と日本の状況・事例こと特徴や傾向の理解。またコミュニケーションのベースとなる英語力」
というように教えられた。
「知見を増やすために読書をしなきゃ、英語力を向上させるために勉強しなきゃ」
とは今まで思っていたが、やる気が天から降りてきたような一日があってがーって取り組んでも、三日坊主となり続いていなかった私。
しかし、目標や何故勉強しないといけないかという理由が明確になった後は、自分でもびっくりするほど読書・勉強の習慣が続いている。
ちなみに英語は受験時代のテキストをひっぱりだすよりも、楽しく続けられるアプリの方が良いというように感じている。
このように発信することで将来の機会を創出するとともに、今の自分のやるべきことを明確にしたり、継続するモチベーションになったりするという効果があることを体感した。
ちなみに今日も既に英語の勉強を済ませている。
┃おまけ・・発信が良くない時もある @遊園地
発信の大切さを実感し、少しでもみんなの発信を後押し出来ればと思ってこの記事を書いているが、最後に発信が常にいいとは限らないことも笑い話エピソードと共にお伝えしたい。
私は小さいときからおしゃべりで、ハイハイなどの動きだしは遅かったが言葉は早く、単語は7か月頃から言えるようになっていたらしい。
赤ちゃんの10%が単語を言うようになるのは9~10か月だというから、自己主張のゆるぎない意思は、小さい頃から顕在だったことがうかがえる。。。
そんな自分が4歳になったばかりの頃。
叔父家族と一緒に遊園地にいった話を母から聞いた。
ちなみにその遊園地はフリーパスではなく、都度チケットを使ってアトラクションに乗るシステムのようであった。
私はなぜかその時叔父と2人であるアトラクションに乗ろうとしていたらしい。
そのアトラクションは3歳までは無料だったようで、
叔父は受付のスタッフにこっそり「3歳です」と伝えたところ、耳ざとくそれを捉えた私は
「ちがーーーーーう!ゆち(自己主張は強いのに舌足らずで「き」「ひ」「さ」の発音が特に苦手で「ち」「し」「は」になっていたようだ)は1歳も終わって、2歳も終わって、3歳も終わって4歳になったのーーーーーー!」(しかも指で年齢を示すジェスチャーのダメ押し付き)
叔父は耳まで真っ赤にしており、あまりにも不憫に思ったスタッフは聞かなかったことにしてくれたとか・・・・。
度を超した自己主張や、発信し過ぎて相手の話を聞かないことはいけないものの、
発信の凄さ・大切さはやっぱり主張したいと改めて思いました。
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