節電虫の誕生  4.5.3 発電と節電 節電虫ができること、「ちりも積もれば山となる」

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生産や生活の変化に伴い、電力需要は景気の停滞にも関わらず右肩上がりとなっています。この要因は家庭をはじめてする民生需要と交通、貨物を中心とする運輸需要によるものです。

電気を供給している電力各社の立場からは需要の増加に応じ発電設備を増加させることが平成の平時停電を避けるためには必要なのかもしれません。しかし、多用している化石燃料には限りがあること、原子力発電の危険性はゼロではないことも現実であり、事実です。

そこで、発電と同等、あるいは発電以上に大切なのが節電による需要対応ではないでしょうか。

私たちができること、あるいは個人個人に求められていることは、利便性を損なわずにできるだけ使用量を押さえること、そして発電所設置を減らすためには貴重な電気を節約する、節電するという考えを持ち、それを実践することです。これが民生分野での省エネルギーで効果をあげる方法です。

このようにして省エネ、節電できた電気はどうしても必要な分野に有効に利用してもらうわけです。

温故知新という言葉がありますが、温故知故も必要なのではないでしょうか。古きをたずね、古きを知ることも必要かと思います。

節電虫(益虫)ができることはそんなに大きくはありませんが、

①省エネルギー・節電  50kWh~1,200kWh/年

②経費節減       ¥2,000~¥20,000/年

③環境保全       炭酸ガス削減、地球温暖化防止

④ISO14001対応 環境マネジメントの道具

が可能です。

 「ちりも積もれば山となる」(Many a little make a mickle.)のことわざの通り、いきなり大きなことを狙うよりもできることから、先ず実践することが大きな成果につながると思います。大きな一歩より地道な一歩、です。

 ちなみに、節電虫(益虫)による目標節電量を原子力発電一基分、100万キロワットとぶち上げたのは地元のRCC(中国放送)テレビの放送でした。この様子は以下のサイトに掲載しています。

 https://youtu.be/j6gdEqieXxw

写真データ、写真資料は以下のサイトを参照下さい。

https://www.facebook.com/ElectricitySavingNo.1

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第5章 節電虫(益虫)の両親 5.1 母親はNTT廃棄物

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