営業経験は、将来、自分の子供のために戦える力になるぞ

著者: Mori Reina
営業職 



がつがつしてる

上手いことを平気で言える

節操がない



営業をやる前も、やってる時も、今でも、そのイメージは基本的に変わりない




私は、行動もゆっくり目で、言葉も上手くないし、社内でも社外で出会う人にも、営業には見えないといつもいつも言われていました




そんな私が、会社員時代、実績を作りながら、楽しく営業を続けられたのは、20代前半の頃、上司が掛けてくれた言葉の要因が大きいと思っています





「お前、自分は営業なんて向いてないと思ってるだろ」


「……」


「でもな、この営業の経験は、お前がお母さんになって、PTAと戦わなくてはいけなくなったとき、子供のために戦える力になるぞ」


「お母さんになった時……?」


「もしも、自分の子供がいじめられたらどうする?」


「……」


「交渉したり、戦ったりする力を今のうち付けておけ」


「はい……」


「お客さんに信頼されること。それがお前の強みだ。とにかく、お前はお客さんと会え」



当時は、遠すぎる将来に、具体的なイメージもなかったけれど、

今の頑張りが将来につながると思うと、頑張れるもので。



電話やメールでやり取りが多い職場でしたが、その中で、どうしても上手くいかなかったり、合わないクライアントほど、リストを作って、優先的に訪問をするようになりました


そのおかげで、クライアントと良好な関係を築け、仕事上のストレスもどんどん減らすことができました





社会人になった頃から、12年の月日が経ちました

今では、本当に営業を経験して良かったなと思っています




著者のMori Reinaさんに人生相談を申込む