結婚相手に出会う瞬間から結婚するまでの話

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あと少し。
楽しみながら読み終わろうと思う。
9月13日 この物語が、100回目を向かえたのと同時に、私は文字という表現の他に、映像という ものも、取り入れていきたいと思った。いつかこの物語が、ハッピーエンドを迎えられる その日まで。 私がこの物語を書き始めたときと、今の自分は、正直とても変わったと思う。それは自分 の周りの人達、そしてオリーブのお陰だ。これからこの新しい試みが、いつか身になった ときに、そのときの自分が楽しみだ。さて、はじまりはじまり。
9月19日 朝起きると、何かいつもより寒く感じた。そして、ふと外を見ると、あれ、ここは北海道 かな、ゆきだ!ここクライストチャーチで雪が降っている!それも、冬にふらずにこの春 に!私は家の中から外の様子を撮影した。突然電話が鳴った。レストホームからだった。 そして仕事が入った。今日は仕事場でもこの雪の話で盛り上がりそうだ。寒さ嫌いのオ リーブには、そっと伝えた。あと3日で彼女が帰ってくる。それまでに暖かくなってく れ!
9月23日 こんな時に風邪を引いてしまった私。まるでオリーブの帰るタイミングにしっかりと合わ せたかのように、ここ最近の気温の大変化にやられてしまった。薬を飲み、フラットメイ トお勧めのフレッシュはちみつレモンをたくさんのみ、オリーブからの電話には、元気声 を出していた。そして、遂に彼女の到着日になった。毎日カウントダウンと共に送ってい たメールの題名は、「あと0回!!!」となり、あっという間に到着時間となった。空港 に着いてから彼女が出てくるまでもあっという間だった。今こうして書いている後ろに は、すやすやと寝ているオリーブがいる。あっという間の時間。これからどれくらいの時 間が私にとってあっという間に過ぎ去っていくんだろう。私はいつも幸せだと思っている が、今の幸せをしっかり感じて、オリーブの幸せにも貢献したいと思う。がんばるぞ。ま るでその気持ちが自分の身体に伝わったかのように、今日の朝起きると、身体の調子が大 分良くなっていた。ありがと、おりーぶ。
9月25日 オリーブとの生活が再開した。私の思っていた以上に、摂食障害というのは難しいなと 思った。昨日の夜彼女と話したとき、彼女はチョコレートが、過食をしたいときに抑える 薬のような役割になっているという事を聞いた。私は、私なりに考え、そのチョコレート が、彼女の太るきっかけになっているんじゃないかと思い、提案をした。「チョコレート を食べる時間と量、種類をもっと考えて食べようよ。」その瞬間に彼女の表情から笑みが 消えた。「そんな事言うなら、もうけんとはダイエットがんばれない。」とても重い一言
だった。彼女と同じように私の心もどん底になった。私は彼女に対して物事をしっかり、 そして、その場に本当に最適な方法を見つけるための知識がない事が身にしみた。もっと 勉強しなきゃ。もっと彼女が食べるものの事にしっかりしたアドバイスがしたい。このま まじゃ、だめだ。
と思って私は今ここにいる。もっとたくさんのちしきをえなければ。
9月26日 私は28歳、オリーブは27歳、20代というのは、良くとても大事な時期と言うが、身 体にとっても、それは一緒だと思う。ただ、20代になり、社会人となって、家族から離 れ、食生活が乱れ、生活が不規則になり、ストレスが溜まる事によって、30歳になった ときに30歳らしい身体になってしまうのではないかと思う。昨日私は栄養士のサイトを 見た。ちょっとみただけで、ものすごく新しい事を覚えた。日本では、健康ブームで、た くさんの食品が健康と関連づけされて売られているが、実際に身体の仕組みをわかってい る人がどれだけいるだろうか?私達の周りには、どんな食べ物でもそろっている。そして どのような食べ物が本当に身体にいいかと言う事も、すぐに本や、インターネットで調べ られる。今や、医療機関は発達し、どんな病気もほとんど治せるが、まずは健康な当たり 前の身体作りにもっと真剣にならなければと思った。それを基本にしたい。私達の欲の中 でも、食欲は誰に出もあり、食べるものは、誰でもコントロールできる。「健康な身体」 が、もっとしっかり自分で感じられるように、勉強しようと思った。そして、オリーブも 健康にしたいと思った。
9月28日 雨が降っている。風も強く外は暗い。こんな日に、元気もりもり台風を吹き飛ばすような 元気になるにはどうすればいいんだろ。 テーマソング!あれはーだれだ、だれだ、だれだ?あれはーだれだ?デビルマーン、デ ビールマーン。よし、この歌なら雨の中でも目がきらんと光り、やってやるぜという気持 ちになれそうだ。
さて、今日も一日ガンバロット!
9月29日 今日はオリーブが、過食をする日という事に決めていた。私は、それを認める事が辛かっ たが、今まで何年も続いてきたものをいきなり止めるのは無理だろうと思い、納得した。 私も大食いには自信があったので、彼女と一緒にご飯を食べ始めた。インスタントラーメ ンを食べ、大きなミートパイを食べ、レタス山盛りを食べ、バナナとトーストと蜂蜜で 作ったデザートを食べ、トーストの上にベイクドビーンズをのせたものを2枚食べた時点 で、私はストップした。彼女はそのあともたくさんいろいろなものを食べ、飲んだ。私と
食事中に話してる中で、何度か彼女の表情が暗くなった。もうこれから過食するときは一 人でしたいと言った。だけどそれではまた今までの環境に戻ってしまう。私は、彼女がこ の症状で苦しんでいる以上、私に出来る事を全てしたいと思った。たとえ嫌われる事に なったとしても。何が出来るだろう。いったい何が出来るだろう。私は彼女のとなりで いったいどうあればいいのだろう。がんばろう。
10月3日 私は今まで、いろんな夢を持ってきた。たくさん持った夢はまだ全て持ち続けているが、 また新しい夢を見つけた。前にも一度考えた事のある、「栄養士」。 以前はただ、食べ物の栄養に詳しくなりたいからなりたいな!っておもっただけだった が、今はとても現実的に考えている。むしろ、「国際エンゲル係数相対栄養士」というも のになりたい。この言葉は私が勝手に作り上げたものだが、私が摂食障害という病気に出 会ってから、栄養というものの大事さ、そして、現実というこの世界の中では、ただで食 品を手に入れる事は出来ない。たくさんの栄養をしっかりとりたいと思ってる人が、働 き、収入を得て、その中で使う食費、そしてエンゲル係数に至るまでを計算できる人にな りたいと思った。さらには、食べ物の価格や種類、そして収入は、国によって全く違う。 なので、その国によって計算方法がかなり変わってくる。しかしこの先進国という何でも 手に入る世界にいながら、大事な食生活で悩んでいる人が、こんなにもいるのかと思う と、その人達をしっかり支えてあげる事が出来る人になりたいと強く思った。そしてこの インターネットというものが、世界をつなげてくれる。その地域地域のエンゲル係数と摂 取栄養のバランスをうまく取れるようになれば、今までに使っていたお金を、発展途上国 の貧しい人に対してうまく使えるかも知れない。私の世界平和という夢にもつながる。よ し。がんばるぞ。 「国際エンゲル係数相対栄養士」この長い言葉がいつかしっかり自信を 持って言えるように一歩一歩進んでいこうと思う。そして私は必ずオリーブをこの摂食障 害から克服させる。
10月26日 帰国。その言葉の中にはいろいろなドラマが隠されていた。普段の何気ない生活の中では なかなか感じきれていない人の感情をもろに受ける事が出来る。果たして、私達は人との 別れのどこに感動し、そして涙するのだろう。人の数と同じだけの心がある。むしろ生き 物と同じだけの心がある。心と心が接してるとき、私はその心がどこかでつながっている と思う。そのつながりは、目にはもちろん見えない。だけど別れがくるとき、そのつなが りは感じられる。別れが来たときに、それまでつながっていた事がわかる。
レストホームのおじいちゃんおばあちゃん、 バックパッカーで働く人達、
お世話になった語学学校の先生達、
サッカーで知り合った友達、
そしてフラットメイト。
たくさんの人達との別れがいっぺんにやってきた。 私はこの先の事はわからないが、同年代の人との別れと、おじいちゃんおばあちゃんとの 別れは、
別れのつらさが根本的に違った。
彼らの目には、私をどこかに送り出すような、そんな輝きがあった。
11月2日 白い本というものを買った。それはそれはしっかりした本なのだが、中身が真っ白で、中 を自分で書くというものだ。私は、その本を書き上げたいと思った。平和という事に対し て自分の思いを、そして私の周りで起こる物事を吸収していく事を書き上げていったと き、その本と共に私の平和という事に対する本当の形が見えてくるのではないかと思っ た。
11月26日 とても久しぶりにこの物語を書くことができた。私の新居にはパソコンがないので、なか なか書くことができずにいた。 毎日が過ぎてゆく中で、自分の思い通りに生きることは、苦しみ、そして忍耐の中で生き ていくことと紙一重なんだと思う。その紙一重の1本のラインがまさに今という時間であ り、生きている意味だと思う。 苦しいなと、そして、我慢しているなと感じられる位置に自分をもっていくことが自分探 しのあり方じゃないかと感じた。
それは、すごくちいさなことでもいい。 身近にある矛盾する出来事、人との気持ちのすれ違い、好きなこと、嫌いなこと。 自分の体を動かすその心が私たちにあるなら、なぜ私たちはその体を動かさないのだろ う。夜の後に必ず朝が来るように、苦しみ、我慢の後にも必ず朝がやってくる。わたしの 好きな言葉に、苦労は買ってでもしろという言葉がある。 オリーブのつらさを少しでもわかってあげれる心を持ちたい。 厳しさとやさしさの本当の意味を自分の中から見つけたい。
2006年1月6日 新年あけましておめでとうございます。年が明けた。私のもともとの予定では今頃ニュー ジーランドで暑い夏を過ごしているはずだったが、人との出会いがあり私の決断によって 今はここ静岡の浜松市で、忙しい毎日を送っている。この先カナダ行きを考えてる私はお
金をためるために、新聞配達を始めた。実は私は高校最後の冬休みに新聞配達を地元でし たことがあったが、そのときは自転車で、1万5千円くらいしか稼げなかった。でもなん と居間はバイクで配り、8万円くらいも稼げている。これくらいの副収入があれば、カナ ダへの資金もためられるかなという感じだ。それにしても、ここ浜松はいいところだ。ま ず天気がものすごくいい。今は冬なので寒いが、天気がいいと気分もよくなる。オリーブ とはお互いの忙しさの中で、時々しか一緒に行動できないが、その時間を大切にしてい る。私は、時々思う。この先ずっと彼女と一緒に私はいるのだろうか。彼女はとてもうそ がうまい。もちろん私に気をつかってだとも思うが、私の中の子供の心が、警戒心を持っ てしまった。彼女のうそを発見してから。過食症という症状を持つ以上、彼女は真実をい えないことがたくさんあっただろうと思う。だけど、うそは本来自分にも負担をかけるも のだと思う。彼女がいつかほんとに素直に何でも言えるようになる手伝いがしたい。
3月2日 時がたつのは早いもので、私とオリーブの間には、いつの間にか結婚というものを考える 時間ができている。私の夢を追いかける足が止まるのが先か、彼女の結婚観が先かはいま だにわからないが、とにかく一緒にいたいという気持ちはお互いに持ち続けている。正 直、私は年甲斐というものがあまりにもなさ過ぎるなと感じている。貯金をしたいなどと は思わないし、不安定な生活こそが幸せと思っている。もちろん我が家を購入したいなん て一切思わない。こんなにも不安要素だらけの私に、よくオリーブは愛想を尽かさないな と感謝している。今日はこれから旅行会社に行ってくる。カナダへと旅たつのもあと3ヶ 月と迫ってきた。よし、がんばろう!
4月8日 この一ヶ月にいろいろな事があった。父親の定年退職。弟の出世、オリーブとのかなり本 気な別れ話。いろんな事があったけど、今こうして元気な自分がここにいる。それでよし としよう。いろんな事を知るうちに、いろいろ好奇心を持ち、出来る事、出来ない事があ る。でも絶対に出来ると確信できるものは、地球を愛する事だ。今こうしてさわっている パソコン、隣に置いてあるギター、ベッド、タンス、この家、周りの建物、全てが、私達 人間の手によって作られたもの。mixiの画面だって、誰かが作ったもの。そう考えると、 全てのものに愛着がわく。自分は何かをこの世界に残せるだろうか?そう考える人は多い と思う。私もそうだった。でもいまここにじぶんがいるということじたい、もうのこして いるんだなって。このからだを、そしてこころを。自分では自分を感じられない。だけど 出会う全ての人、すれ違う全ての人、物にとって私はこの世界にある物の一つなんだなっ て。だから、一生懸命に、だから、正直に、だから自分の悪い部分を出さないように、生 きていく。
4月10日 今日は新聞休刊日。という事は、私の副業にしている仕事がお休みだった。毎日朝3時に 起きる生活をしていると休みの日朝5時半に起きても、とってもよく寝た感じがする。思 えば私がまだ18歳だった頃、初めてやったアルバイトが、地元での新聞配達だった。北 海道の1月は雪が真っ盛りでその中を自転車のかごに新聞をこれでもかってほど詰め込ん でエスキモーのような格好をして働いた。もう10年も前になるんだなあ。きっとこの後 の10年も、こんな感じ出過ぎているのだろう。私は、新聞配達の中でとても好きな事が 一つある。それは、晴れてる日はいつも朝日を見る事が出来る事。それはとてもきれい で、日が昇る前には月にも出会える。一人で黙々と新聞を配っていると、月や太陽が、ま るで友達のように身近に感じてくる。これからどこの国へ行っても、必ず生活を共にする 月、そして太陽。彼らからすると、私のいるこの地球も毎日を共にする仲間なんだろう なって思う。さて、今日もとなりで寝ているオリーブ、そして仕事で出会う人達、初めて 会う人に、一期一会の気持ちで接する事が出来ますように・・・・・いってきます。
4月11日 嵐の中を自転車で帰ってきた。服も中も全部びしょぬれ。たくさん働いて疲れた身体を、 そして心を洗い流すような、雨、そして風邪、音。三十分間洗い流されて、きれいになっ て家に着いた。口では雨やだなあと言っていても、身体は気分転換のようで喜んでいるよ うだ。これからのこり2ヶ月弱の浜松の生活を充実したものにしようと、仕事も休日も頑 張っているが、そのお陰で、アルバイト先で認められ、とても辞めるとは言い出しづらい 状況になってしまった。うーん。だけど私はカナダに行く。私はやりたい事のための準備 のために今を束縛したくはない。私は世界をもっと見たい。そして感じたい。オリーブと いう大事な人に出会ってさえも、私の中に、定住という気持ちはない。今を大切にしなが ら、オリーブを連れて、世界中を回る。どこまでいけるかよりも今、そしてその次を真剣 に考えながら。
4月13日 ダイエット。とても難しいようにも思えるこの事も、何が難しいかというと、強い意志を 持つ事だと思う。それは仕事、会話、全部に共通している事だと思う。意志の強さはどう やって計れるのだろう。意志の強さはどうやって成長するのだろう。答えはわからない が、我慢、忍耐の中に、何かが隠されている気がする。前に「サルサ」という映画を見た ときに、中に出てくるキューバ人が、どうしてそんなにキューバの人は陽気なのと聞かれ たときに、「つらさは笑顔で隠せ!」って言った。一言で笑顔といっても、いろいろな笑 顔がある。ほほえみ、苦笑い、勝ち誇り顔、殺人鬼っぽい笑顔、誘惑顔、赤ん坊を見たと きに出る笑顔、笑いが止まらなくて泣いてるときの笑顔、その他いろんな笑顔があって、 そして、つらさを隠すための笑顔があるんだろうと思う。人間の心には喜怒哀楽がある。
だから顔はいろいろな表情をするが、笑顔の種類だけで生きていけるような人になりた
い。
4月14日 今日一番長くめがあったひとはだれだろう・・・・さっき家に来た、布団のクリーニング の営業のお兄さんだ。すっごい笑顔で、輝いてたなあ。きっと彼にも夢があるんだろう。 それともその仕事が好きなんだろう。人と目を合わせて話すとき、そうでないときと比べ て何かが違う。何か安定感がある。相手の言いたい事がちゃんとわかる。人には想像力が あるから、声だけでもわかる。目だけでも何か伝わる。でも目と耳と口を使ってのコミュ ニケーションは、とても安定していて、何かを感じる。きっと大事な事なんだろうな、目 と目を合わせて話す事。明日は誰と一番長く目を合わせるのだろうか?楽しみだ。
そうだ、書き忘れた大事な事があった。それは昨日の夜、オリーブの妹の所を訪れたと き、妹の子供二人と30分間くらい3人で遊んだ。遊んでるうちに自分の心がどんどん過 去に戻っていき、いつの間にか、彼らと同じ4,5歳の心になっていた。とても楽しかっ た。無我夢中で遊んだ。社会というたくさんの色が少しずつ混ざって出来た今の自分の心 を、彼らの透明な瞳は、洗い流してくれた。ああ、本当に楽しかったなあ。
4月16日 がむしゃらにいきること。いるのかなあ、そんな事出来る人。 今もこうしてゆっくり座っている自分。さて、明日の弁当作るかな・・・
4月19日 今日いつものように配達をしていると、突然息がすごく上がり、ぼーっとしてきて、ふ らっと今にも倒れそうになった。きっと団地を5回まで、駆け上りまくったので、貧血に なったんだろう。私がこの新聞配達を初めてもうすぐ半年、毎日階段を上り下りしてる と、なんと、太ももの形がいつの間にやら変わっていた。それは高校時代の部活に励んで いた頃を思い出させた。なんだか嬉しい。ちょっと若返った気分だ。この調子で、ガンバ ロット。
4月22日 またけんかした。ケンカするほど仲が良いとは言うけれど、私とオリーブのケンカはいつ も中途半端に終わる。お互いの意見をきちんと言えないいまま、無言状態になる。そのた びに、あーやっぱり付き合っていけないのかな、とか、あー自分が悪かったとか、価値観 が違いすぎるとか、いろんな事を考える。今日の朝起きたとき、たまたまオリーブがいな かった。きっと職場の人とご飯でもいったんだろうと思いながらも、寂しかった。今まで に人生で、一番自分の身近にいる人だから、情がすごくある。愛情も、友情も。私は何度
もオリーブに隠し事をされた事がある。そのためか、私は心の底からオリーブの事を信用 できていない気がする。付き合っている以上、信用できないというのは、とても大きな問 題だ。もう一人の自分は、信じよう、信じようとしているが、傷ついた自分は、まだ強く 私の中に居座っている。人間だから、嘘をつくときだってある。私だって嘘をついた事 だってある。嘘ほど辛いものはない。まるで、心のガンだ。一度ついた嘘を正直に告白す るのはとても大変だ。こんな時に人は、絶対的に信じられる何かを探すんだろう。私はそ んな人になりたい。信じられる人に。
4月27日 今日は2つの仕事の休みがうまく重なって、ここ浜松で仕事を始めてから、初めてゆっく り寝る事が出来た。来週はGWで忙しく、休みもないので、最後の浜松での1ヶ月はあっ という間になりそうだ。きっと気がついたらもうそこはバンクーバーなのだろう。私は オーストラリアとニュージーランドには長期滞在した事があるが、それ以外はないカナダ という国をスタート地点に、この先はいける限りの国に行きたい。それにしても国と国が つながっているというのはどんな感じなのだろうか?カナダからアメリカ、アメリカから メキシコへ、うーんわくわくするなあ。そしてたくさんの国があるヨーロッパ。アフリ カ。 とても大きなロシア、インド、中国。その他にも行きたい国はたくさんある。名前も知ら ない国もたくさんある。私は正直日本の都道府県を全てあげる事は出来ないと思うが、世 界の国のなは言えるようになりたいな、この足でその大地を踏んで。
4月29日 オリーブは空手をやっている。今まで私はいっさい格闘技というものに興味がなかった。 それは単純に身体が強くなりたいと思わなかったのと、争い自体が嫌いだったからだ。だ けど昨日これからの事を考えたとき、自分はこれから治安の悪い場所に行くかも知れない んだという事を、考えた。それも一人じゃない。自分と、そしてオリーブがどんなところ に住んでも、生きていけるように、今よりももっと、心も体も強くなりたいって思った。 そしたら、身体鍛えてみよっかなって。一対一の戦いってすごく精神的にも鍛えられると 思った。
5月2日 明日からここ浜松では、浜松祭りが始まる。ここ2,3日は、外からラッパの音が聞こえ てくる。そして昨日からのこの暑さ。私はこんなに町総出のイベントに参加したことが今 までにないので、わっくわくだ。しかも彼女に誘われ参加もすることになった。そしても う一つ嬉しいことが・・・家に帰ってポストをみると、遂に来ましたカナダ行きのビザ。 最後の1ヶ月、最高の思い出を作ってこの町を後にしようと思います。
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5月9日 うわっと、あっという間にGWが終わったなあ。明日は5月になって初めての休み。私に とってはゴールデンデイだな。でも天気はあまりよくなさそうだし、日本出発の準備もし なきゃいけないから、結構忙しいんだろうな。浜松祭りは最高でした。今まで見たどの祭 りよりも楽しかったなあ。毎年GWにやってるから、興味のある人もない人も一度はいっ てみるべきだよ!ところで、オリーブとは、山あり谷ありでやっておりますが、なんだか やっぱり一緒にいたいなって気になってきた。なんかいろんな理屈や正論、常識、嘘ほん となどあるけど、誰かが言った、「それでも地球は回っている。」のように、私はそれで もオリーブが好きだ。うーんカナダの次はどうなることやら・・・・・・・
5月21日 終わりました。遂に朝3時起きの新聞配達が終わりましたよ~~~~!仕事と言うより も、毎朝の体力トレーニングチックだったこの仕事のお陰で、私の太ももは、高校時代の サッカー部の時のようにたくましくなりました。なんたって毎朝団地の階段を1段とばし で上ってましたので。あっという間に月日は経ちますね。それでは今日は早くねます。お やすみなさい。
5月24日 明日はいよいよ最後の休日だ。このパソコンを含め、全ての荷物をまとめ、カナダ行きの 準備を整える。ここ浜松という町に来ていろいろなことがあったが、やっぱり結局は人と の出会いということに尽きる。いろんな考え方の人がいて、本当に人生っていいなって思 う。自分っていうのは、結局「誰と出会ったか」ということなんじゃないかとも思えてく る。何千年も前からこの地球には人間がいて、人から人へといろんなことが伝えられて、 たった数十年しか生きられない人という生き物の歴史が、何千年という時を超え私達に今 伝えられている。今こうして今日であったあの人との会話も、この地球、そして人間の歴 史を作る一つの会話なんじゃないかなあ。
6月7日 あと2日後には、飛行機の中だ。外国に行くことに緊張感は少ないけれど、今回は自分ひ とりで行くんじゃない。オリーブも一緒だ。こんな、安定感のない、頼りない俺と、外国 に行くことはとても不安じゃないかなって気持ちもある。でも、人ってやっぱりすごいと 思う。一人じゃできないことも二人ならって思える。前回あきらめかけた、ミュージシャ ンの夢も二人ならもう一度がんばってみたいって思えた。どんな生活になるかはまだぜん ぜん決まってないが、とにかく音楽という部分に関しては、がむしゃらになりたいと思っ ている。なぜなら私はもう独りで行くわけじゃない。オリーブにかっこよく見られたい
し、失敗こそがかっこよくなる道だと思うから、これからのカナダの生活の始まりは、私 の失敗の人生の始まりになるかもしれない。むしろ私はそうしたい。その失敗を見てくれ る彼女がいるから、その失敗に対して気持ちをくれる彼女がいるから、私はがんばれる。 それは、今までの自分とはとても違うことだ。失敗しそうなことをどんどんやって生きた い。一か八かのばちのほうが大きそうなことをどんどんやって生きたい。このみくしいと いうところは、そんな自分の失敗をさらけ出せるところでもある。どんどんさらけ出して いくので、見守ってほしい。
6月16日 さて、朝起きた時っていうのは、結構いろんな良い発想が思い浮かぶものだ。今日思いつ いたのは、今一緒に住んでる人が良くフランス語を話してるから、いっそフランス語を勉 強しよっかなってこと。それなら彼女とも同じスタートラインに立てるし。まあ彼女の了 解が必要だけど。今日は天気が良いし、早起きできたぞ!今日の目標は、自転車購入と、 フランス語の参考書購入だ!ぁ、仕事も探さなきゃ!
6月18日 ただいま~。ハ ゙ンクーハ ゙ーでの初仕事をおえてきました!仕事内容は、ブラジリアン レストランでのバスボーイという仕事。バスボーイというと格好良く聞こえるけど、簡単 に言うと、テーブルをかたずけたり水を補充したりと、簡単な仕事です。それでもかなり 大きな店でたくさん人がいて、日本人が私だけなので、英語の勉強にはなりそうな感じで す。今思うと、浜松でやったコメダ珈琲や、東京で働いたメキシコレストランの経験がこ こで役に立ってるなって思いました。後もう一つビックリしたのが、チップでした。仕事 後にマネージャーにもらったんだけど、なんか、給料以外でもらえるお金って、凄く嬉し いなって思いました。よし、明日も頑張るぞっと。
6月20日
今日は朝から天気が良い。昼ご飯を食べて、町にくりだそっと!ハ ゙ンクーハ ゙ーの町に はたくさんのクマの銅像がいろんなかっこをして立ってます。
6月22日
こっちについて12日が経ち、生活もそこそこ落ち着いてきた今、私は悩んだ(一晩)。 というのも、昨日たまたまあったこっちで起業した方の説明会を聞きに行ってきたのだ が、それに影響されてしまって、やばい、自分も今が独立するチャンスだと思ってしまっ たからだった。何をしようなにをしようと一晩中悩んでいたが、いつの間にか寝てしまっ た。朝、目が覚めると、「あれ、俺こっちで何が一番したかったんだっけ?」と自分に聞 いた。「それはもちろん音楽じゃん!」また自分が答えた。あれもこれも上手く行くこと はなかなか無い。それならまずは最初に決めた目標をやってそれから次を考えても遅くは ないなと思った。そんなわけで今日もまた元気に頑張ります。
6月23日 今週の日曜日で、シェアメイトのフランス人のダリラが国に帰るので、昨日は家のみんな でブルースバーに行った。今住んでる家は大きな家で、6人住んでいるが、その中の5人 が集まってどこかに行くのは初めてだったので、とてもわくわくした。まず家を出てビッ クリしたのが、バス停で待っているときに、フレンチカナディアンのジョンが、大きい車 が通るたびに、ヒッチハイクをすることだった!彼は、以前からたくさんヒッチハイクを してるようで、でもそれにしても4人もいるのに!と思ったし、彼が頼もしかった。ダリ ラが言った。「私も前は、タクシーを止めるときもヒッチハイクのように止めて、乗ると きに、あなたは私をヒッチハイカーとして乗せるの?それとも客?ってきいてたよ」なん て利口なんだと思った。そんなことにビックリしながらも私達は目的の場所へ着いた。そ の場所は、とても混んでいて、10ドルだと思っていた入場料は20ドルだった。ジョン もダリラもやめようって言った。私は、迷わずに決断する彼らにまたビックリした。結局 私達は、ダウンタウンを歩き回って次の店を探すことにした。10分くらい歩くと、ジョ ンは先頭を切って奥まった入り口の店へ入っていった。そしてダリラ、彼女と私が続く。 店の中はすいていて、落ち着いていた。そして、一組のバンドがステージに立っ ていた。そこの店は入場料もただで、とても良い雰囲気だったので、私達は歌を聴く前に すでに気分がよくなった。女性の歌手がブルースを歌い始めた。 なんてすばらしいんだろう・・・・・・・・ 彼女の歌は、歌と言うよりも彼女そのものだった。
私は聞き入った。見入った。 曲の合間に私達は楽しく話し、仕事を終えたメキシコ人のオスカルも合流した。
楽しく店を出るときにかかった費用はみんなでたったの30ドルだった。とても楽しい一
日だったし、私にとってはとても影響された一日だった。
好きなことをやりたいならもっともっと好きなことにかかわんなきゃということを感じ
た。
6月25日
ただいまかえりました。昨日から始まったジャズフェスティバルが、どんなモノかと今日 はちょっと街中を覗いてきました。アフリカ人のコンサートがとても盛り上がってたし、 面白かったのが、スターバックスの催し物があって、自転車をこいで、ミキサーを回し て、フラペチーノをゲット!というのがありました。今日はこっちに来てから初めて暑い と感じた日でした。皆さんバンクーバーに来るなら今が一番良い時期ですよ。
7月5日
この10日間で、いろーんな事がありました。シェアメイトのダリラがフランスに帰って しまったこと、カナダデイ(7月1日)シェアメイトのマイクが突然出て行ったこと。ド イツ人のバスティって言う面白い男の子が入ってきたこと。日本人の音楽仲間が出来たこ と。ひさしぶりにSUBWAYで働くことになったこと。最近ミスチルの曲を練習してて、ミ スチルの歌詞って良いなあ、っと思ったこと。彼女とケンカして仲直りしたこと。初心忘 るべからずっておもいなおしたこと。ぁ、ところで皆さんGoogle mapって知ってますか? 世界のほとんどの場所が写真で見ることが出来ますよ。この間みてみたら、今住んでるこ こバンクーバーの家も、なんと、北海道の実家も、しゃしんでみることができまし た!!!びっくり!皆さんいろんな所見てみてください。

7月7日 今日は、キ ゙ターのビギナーのクラス、初めてのレッスンに行ってきた。みんなこれか らって一ばかりで、先生から本当の最初の基礎を学べた。これからほんとにはじまるんだ なって思った。ばんざい!!
7月10日
うーん・・・久し振りの深夜勤務はなかなかこたえました。ところで、イタリアが勝っ て、町中大騒ぎでした。日本や、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、そして イタリアはどんな感じだったのかなあ。
7月12日 仕事で、割引チケット配りをした。東京にいたときと比べて、凄くみんな笑顔で受け取っ てくれて嬉しかった。ここバンクーバーは、移民の多いカナダの中でも特に移民の多い街 で、街には、あらゆる国の人達が、ほぼ均等くらいにいるんじゃないかと思えるくらいい ろんな人を見る。だから、チケット配りもなかなかたのしい。しかも道を聞かれたり、何 度も通り過ぎる人と仲良くなったりで、面白い。今日は、仕事の後にギターを練習しに音 楽仲間の家に行ってきたんだけど、初めてフラメンコって言うのを聞いて、感動した。よ しっ。がんばろっと。
7月13日 今日は久し振りに雨がたくさん降っている。全く関係ないけど、私は彼女と出会ってか ら、食事の時に、これはタンパク質、これは炭水化物、これはビタミンなどと、栄養のこ とを少しずつ考えるようになってきた。そんなことを考えながら、街のスーパーに行く と、米やパンの代わりとなる主食の炭水化物の食材が、あるわあるわで、すごくわくわく した。例えばコスコス。例えばキヌア。等々いろんな国の主食がたくさん置いてあって、 値段も手頃。これは試してみるしかないなと思っています。

昨日の夜に、ついつい食べ過ぎてしまって、今日朝起きたら胃がもたれていた。どんなに 美味しいものでも食べすぎは良くないなって思った。それって食べ物じゃなくてもそうだ よな。
7月19日 今日はこれから深夜勤務。仕事中に誕生日を迎えるのは地味に初めてかも知れない。今日 は昼間たくさん時間があるから、ギターに励めるぞっと!それにしてもさむいなつだな あ。気温が22~3度です。
7月20日
うわ~、来週からのシフトが、ほとんどGRAVEYARD(深夜勤務)になってしまっ
た!29歳もなかなか辛いところから始まるな=!でもその分良いことが待ってる予感が
するぞ~。
7月22日
今こうして日記を書いている私の前には窓があって、そこからは大きな木や花で、自然一 杯って感じがする。自然に囲まれてるって事は幸せを感じる。どうしてだろう。たくさん の生き物と一緒にいるからだろうか?ぁ、ラジオから日本のウーアの曲が流れてき た!!!こっちのラシ ゙オで日本の曲を聴いたのは初めてだ!!しかも大好きなウーアな んて”!あーよかった!ちょっと聞いてきた。音楽って感情を表す言葉みたい。しかもそ れはとても素直だ。音楽といつもともにいたいなあ。いつも見てる景色にさわやかな音楽 をBGMに弾んでいきたいなあ。
7月25日 今日布団を干しておいたら、いつの間にか中に入れてあった。シェアメイトのジョンが、 洗濯物干すためにどけたのかなあと思って、ありがとう、っていったら、植物に、太陽が 当たるようにって事だった。勿論布団は充分干したけど、今まで布団を干したときに布団 の影になってる植物のことまで考えたことはなかった。心が洗われた感じがした。そうだ よなあ、植物にとっては太陽を浴びることがご飯を食べるようなことだもんな。これから は、植物の立場にもなって考えてみよっかな。
7月29日
昨日はスタジオに行ってみんなで決めた曲を練習してきた。声が全然出なくてやばっと 思ったけど、やるしかないな・・ガンバロット。 vamos a el sueno!
8月1日
ひっさしぶりに運動しました。海からここの家まで、走って40分かかりました。その後 はしっかりストレッチして、シャワー浴びて、今ここちよく書いてます。まだこの後しっ かりキ ゙ター練習して、ご飯食べて、そしてねるかと思いきや、深夜勤務です。でも深夜 勤務は、働いてる時間のわりに、1日が長く使えます。うーんこれは幸せなのか、それと も不健康なのか??とにかくギターが練習できればよしとしよう!
8月9日
深夜働いていると、いろいろな怪しい人達がやってくる。きっとその中には強盗もいるだ ろうからと、強盗がきたらこうしてね。みたいなマニュアルもある。毎日きてチップまで くれるおじさん、いつも朝まで、座りながら寝ていく人、やたらと氷をほしがる人。何で も良いから余り物くれといってくる人。てんないのBGMにあわせてきたときから帰ると きまで身体が踊ってる人、そんななかでもわたしがきらいな、クッキーをくれといって粘 る兄ちゃんが昨日いらっしゃった。ないよと言ったら、WHY?ARE YOU GOI NG TO EAT?と、食べないならくれと、しつこく言ってきて、他に誰もいなかった から20分くらいずーっとその人は割れたクッキーをもらうために、私に話し掛けてき た。あーつかれた。そんなコとしないで仕事見つけられそうな若さなのになぁ、と思っ た。 あ、雨だ。久々に雨が降ってる。たまには雨も良いな。家にいても、居るべき所にいる感 じがする。
8月10日
うーんナイスウェザー!こっちの雲はでっかくて、空を旅してるみたい。羨ましーなぁ、 雲たち。今日から新しいハウスメートがやってきました。と思ったら、荷物を置いてすぐ に旅行に行ってしまいました。これでこのいえは、日本人2人、ドイツ人1人、メキシコ 人1人、アメリカ人1人、カナダ人1人、という何ともバラエティーのある家になりまし た。やっぱり大人数の生活は楽しいなー。こんな生活ずっとしていけたらいいのになー。 今日はこれからスタジオでの練習があります。がんばるぞー。
8月12日
こっちに来てから約2ヶ月私も彼女も仕事が決まり、残りのカナダ生活での私の目標とい えば、英語かと思いきや音楽です。少しでもギターをうまくなって、カナダ生活の後の度 に役立てたい。ここバンクーバーから南下して、アメリカ西海岸を下り、メキシコからパ ナマを通りコロンビア、エクアドル、ペルーそしてチリ、そして南端までたどり着いた ら、アルゼンチン、ブラジルを回ってまたメキシコを通り今度はアメリカ東海岸、そこか らカナダに戻るか、もしくは夏ならアイスランドへ、そしてついにはよーろっぱにとぶの です。そのさきは・・・・うーん、頭でイメージしてることを文にすると、ものすごいな あ、って感じがする。どこまでお金が持つかなあ。途中で日本に帰ることもあるのかな あ。まだ先だと思ってたら、あっという間にその時がくるから、今のうちにどんどん計画 立てて、最高の旅を彼女と一緒にしようと思う。
8月13日 昨日の夜、双眼鏡で、でっかい月を見た。あんなにくっきりと中の模様まで見たのは初め てだ!ものすごく遠いところにあるのに、まるで、飛行機から下の国を眺めるような感じ で見えた。こんなにおっきな地球も離れてみるとあんな感じなんだろうなーっておもう。 でも「地球は青かった」って言うくらいだから、もっともっと美しいんだろうなって思 う。ほんと、戦争なんてやってる場合じゃないよなあ。
今日の朝、珍しい鳥が庭にやってきた。いろんな鳥がくるけれど、今日来たのはハミング バードという(日本語だとはちどり)とても小さな10センチもないんじゃないかという 鳥が来た。その鳥はなにがすごいかっていうと、鳥の中でも唯一後ろ向きに飛べたり、空 中で止まれる鳥だって前にハウスメイトのジョンが説明してくれていた。マジで後ろに飛
べるの??と思ってたけど、本物をみてびびった。動きが他の生き物と全然違ってロボッ トみたいに空中を動いてた。ものすごく素早くて、まるでハリーポッターのスナッチみた いだった。ここは結構大きな街なのに、あらいぐまはしょっちゅう出るわ、リスはいつも いるわで、とても自然のあふれる良いところだなって思ったのでした。
8月15日 今日は特別な一日だった。先日、この街に発行されている日本系フリーペーパーにミュー ジシャン仲間募集で応募したところ、そのフリーペーパーの方に取材をされて、ストリー トミュージシャンデビューと言うことで、やってもらえませんかとのことだった。勿論ま だ1人で、外でやるには練習不足かなとも思ったけど、いい切っ掛けだなと思い、お願い した。そしてその日が今日だった。場所はバンクーバー中央図書館。人がぱらぱらと通り 過ぎる中で私は、それをはじめた。歌い始めるまで緊張がなかったけど、歌い始めると、 何となく緊張してきた。立ち止まる人がいなかったから、あまり緊張しなかったのかも知 れない。昨日まで練習を重ねた10数曲を私は思いきり歌った。英語の曲は3曲で、後は 全部日本語の曲。途中で話し掛けてくる人に何語なのかを聞かれた。サブウェイで働いて いる時に時々来る人にあった。そして、自分の前に置いたカップの中には何も入っておら ず、終わろうとしていた時に、1人の日本人が話し掛けてくれた。彼もミュージシャン志 望の人だった。彼は私のカップにギターのピックを入れてくれた。私はそれがとても嬉し かった。人だかりも出来ず、恥ずかしい結果に終わったけれど、そこから得られたモノ は、ただ黙っていては得られないモノだった。がんばるぞ、この気持ちは誰にも止められ ない。
8月16日 また、訪問者に起こされた。私の部屋は、玄関から一番近くなので、玄関のノックの音が 一番良く聞こえる。しかも私は1時くらいまでいつも寝てるので、それまでの午前中にく る訪問者によく起こされる。二度寝しても、あまり気分がすっきりしないので、やっぱり 夜勤はどうかな~とも思う。今日は、どんな一日がやってくるかな~。
今日は第二日目、ちょっと場所を変えて、やってみました。そうしたら何人も声をかけて
くれる人がいて、しかも初のチップをゲットしました!!これは正直、私が、20歳のこ ろの夢でした。その頃私は会社の先輩と一緒に、札幌の狸小路の中で、時々歌を歌ってま した。私は全くギターが出来なかったので、いつか自分もギターが弾けるようになって1 人でデビューしたいと思ってました。あれからもう9年。途中間が空いたりもしたけれ ど、やっとあのとき投げた夢の石を見つけました。きっといつも夢ってのは自分の中に転 がってるいろんな色や形をした石みたいなもんじゃないかなって思いました。その石を投 げた時からその石をおう生活が始まる。私はこの間、どでかい石を投げました。それも遥 か彼方に。きっといつかあの石を見つけてやる。話はそれましたが、今日途中で話し掛け てくれた女の子が私の書いた、外国の曲教えて下さいという文を見て、3曲も教えてくれ ました。やったぜ!
8月18日 今日は、ロフ ゙ソンストリートの日本食レストランの隣で、仕事に行く前に歌いました。 時々サブウェイに来てくれる友達が通りがかって、声をかけてくれて嬉しかったな。その 後で、ちょっと向こうでバイオリンを弾いてる人に、音が混ざるからもうちょっと向こう へ行ってといわれました。その人はいつもいつも緑のバイオリンを弾いてて、きっと仕事 はしてなさそうな人。ひたすらバイオリンにはげんでて、ちょっと羨ましかった。その後 の仕事では、あやしーい人が来ました。ただで食べ物よこさないと、てー出すよ。くらい の目をしていきよいよく話し掛けてきました。その人は結局朝まで、店内にいて、1人で 働くのってコわっと思いました。
ただいま~!今日は休みなので、気分良く彼女の働いている店の近くに歌いに行きまし た。なんか少しずつ声が前より自分で分析できてきた感じ化して、歌うっていいなあって 改めて実感しました。今日はこれから家で、曲作りに励みます!今住んでる家のオーナー のジョンが凄く自然が大好きで、家には、ラス ゙ヘ ゙リー、フ ゙ラックベリー、バジル、 等々がなっています。I'm lucky!!
8月22日


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