たかが英語である。
「たまに仕事の話も書けば?」
と友人であり尊敬する経営者の田代からの
助言を受け仕事の話を書いてみる。いや少し自慢話をしてみる。
●●●万稼いだら1人前。
うちの会社にはそんなルールがある。
この数字は平均1年で達成できると言われている。
もちろんあくまで平均。
1年6ヶ月たっても半分もいかない人もいれば、
入社3ヶ月で売上が上がらず首になる人もいる。
同時期に入った60代のグリーンカードの方は首になり、
30代の女性、28歳の男性は、2ヶ月で退職した。
みんな英語ペラペラでニューヨーク生活も長い人達だった。
なんでそんなに厳しいのか?
まず●●●万を達成するまでは、
会社の電話がとれない。そのため集客は自分でしなければならない。
さらに完全成果報酬。2ヶ月でやめた人は給料が入らずやめた。
マンハッタンの生活費はバカにならないのだ。
そんな中、近年最短記録である7ヶ月でのスピード達成をした。
ぶっちゃけこんなことを公にいうのは好きじゃないが、
これは絶対に書いた方がいいと確信したので書く。
なぜならこの仕事で大事な3要素、
その1要素も俺はもってなかったのだ。
1、不動産知識
2、ニューヨーク生活
3、英語力
もちろんうちの会社はマンハッタン本社のため、
日本人もいれば外人もいる。
日本人のほとんどはこっちの大学を出たか、
ニューヨーク生活が長い人が多い。
中には、フランスの不動産会社、
アメリカの不動産会社、ニューヨーク生活10年、
といった、
1、不動産知識 2、英語力 3、ニューヨーク生活
すべてに長けた強者もいる。
その人でさえ8ヶ月かかった。
ちなみに俺がこっちへ来たときは、
1、不動産未経験
2、TOEIC450弱
3、ニューヨーク初めて(海外生活未経験)
だった。
この経験で思ったのは、
日本だろうが海外だろうが、
英語が話せようが英語が話せまいが
仕事はまじで気持ち次第だってこと。
ぶっちゃけ英語めっちゃ使うし、
まじで聞き取れん時とかめっちゃあるし、
ニューヨークのこと不動産屋のくせに全くわからんかったし、
初めは超大変だった。
でも仕事は結局、人と人、の関係性。
英語や業界知識や海外経験は、
単なる手段(武器)以外の何者でもない。
たとえ自分が持ってる武器がしょぼくても、
自分という武器が輝いてたらいけるのだ。
「全身に何百の武器を仕込んでも腹にくくった"一本の槍"に敵わねェこともある。」 by ゼフ (赫足のゼフ)
俺は腹をくくってここへ来たのだ。
どんどん先へ行くぜ!
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