高校に入学するまで

著者: 田中 しょうこ

得意科目は英語

私の唯一得意な教科。それが英語でした。
ただ単に小学四年生の時から英会話を習ってていたというだけなんですが。
聞いてた音楽はとりあえず洋楽。
歌詞の意味はさておきメロディーで気に入った曲を中2から今までずっと聞いておりました。洋楽にハマったころからずっと今まで聞き続けているのがRihanna, Wiz Khalifa, Snioop Dogg, そしてT-Pain 
検索して和訳を見てもらえば分かると思いますが歌詞はまあ、あれです。マリファナ、ストリッパー、などなど(笑)
ちょっとアレな歌詞の洋楽ばっかり聞いていた私でしたが、そのおかげで英語はノー勉で定期テストで毎回八割。
もちろん日本ではマイナーな歌手もいたので英語の歌詞を辞書で調べて自分なりに解釈していたおかげもありますが。


このまま普通科に進学していいのか。

そして、時期は中三の十一月。
私は志望校を決めかねていました。
中学の進路調査の紙にはとりあえず地元の公立高校を書いて出してはいましたが心の中では、「このまま地元の普通科の高校に行ってもいいのだろうか。」とずっと思っていました。

人と違う道に進みたいくせに努力しない。
私の性格です。
とりあえずクズです。でした。いや、今もクズか。
でも、どの高校に行くかは人生でけっこうデカイよな…。
そう思った私は、その日から私は将来何になりたいのか、何が得意で何が好きなのかを考え始めました。初めて。

…あ!!!私、英語だけはテストでいつも高得点だ!

正直かんがえたのは一分程(笑)
よし、英語科とか、国際科のあるところに行こう、
答えはすぐに出ました。
しかし、高校は探さずそのまま放置。



英語に特化した高校

当時、受験生だった私は塾に通っていました。その塾の先生はおもしろくていい先生なんですがまあ、怖い。体格もかなりいい方なのでなおさら…。
正直、チキンな私はその先生のことが少し苦手だったんですが、その先生が進めて下さったおかげで高校が決まりました。
「おい田中、お前英語得意やったよな? この高校どうや? 」
そういって見せてもらった大阪にある、私立高校のパンフレット。


は!!!!!

え!!!!!

ニュージーランドに

一年間

りゅ う が くだとおおおお!!!

心の奥では英語がペラペラになりたいと思っていた私にはとても素敵な響きでした。留学。

家に帰って即、両親に伝え、留学にかかるだいたいの費用も調べ、両親も学資保険も今年で満額やし、しょうこのしたいことなら…。と案外アッサリ認めてもらえました。

こうして私の高校選びは幕を閉じました。


決まったなら行ってみよう!

その高校を受験することは私の中で既に決まっていたのですが母のすすめで入試説明会ついでに高校へ。
校舎はまあ…。汚くもないが綺麗でもない。
一年間通った今では何とも思わないのですが、私立の高校というのとで少し期待していた私は落胆。ハァ
ここの入試問題はとりわけ難しいわけでもなく中学での勉強をちゃんとしとけばいけるレベル。偏差値もそんな高いわけでもないしね。

そんなわけで受験勉強は塾での授業と課題そして赤本を二回ほど解いただけで幕を閉じました。
楽そうに見えますが、冬休み中の塾の冬季講習は日曜とお正月以外毎日六時間でした。今思うとよくサボらず毎日行ったなと思います。


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