東大生がネトゲで出会った女性と結婚し、「生きる理由」を教わって人生が変わった話
しかし、日本に帰ってきてからはどうだろう?
日本での授業はつまらなかった。
やりたいこと(=どんどん勉強を進めたい)ができなかったからだ。
鉄緑会での授業は楽しかった。
偶然、やりたいこと(=どんどん勉強を進めたい)ができたからだ。
筑駒合格は僕がしたいことだった。
理由は単純。
「そこに友達がいるから」
「勉強でほかの人より良い順位をとるのが楽しかったから」
東大を目指すことは、親が僕に期待し、社会が僕に勧めることだった。
「東大を卒業すれば、お給料をたくさんもらえるよ」
「東大を卒業すれば、どんな職業も選び放題だよ」
だが、僕には「なりたい職業」がなかった。
「生きる意味」がわからないのに「なりたい職業」なんてわかるはずもない。
ブラ三での天下統一は僕がしたいことだった。
Yさんとつきあい始めてしばらくしてから、僕たちの同盟は天下統一を達成した。
嬉しくて泣いた。東大に合格したときはまったく泣かなかったのに。
1円も得をしなくても、僕は天下統一をしたかったのだ。
Yさんとの結婚は僕がしたいことだった。
世間一般的には勧められた選択ではない。
「もっと良い条件の女性だっているよ」
結婚する前にこう言われたことがある。
だけど、他人の意見なんてどうでもいい。僕にはYさんしかいなかった。
僕は東大を卒業して外資系の金融会社に勤めて
「稼ぎ放題、働き放題」の人生を目指していた。
どう考えても父の影響だった。
「稼ぎ放題、働き放題」の人生も悪くないだろう。ケチをつけるつもりはない。
でも、「僕自身」がやりたいことではなかった。
自分がやりたいことをやる
それこそが「生きる意味」だと気がついた。
他人や世間からの評価は関係ない。
「評価」が欲しければ、それは後からついてくる。
実現性が低くたって構わない。
粘り強く取り組めば、たいていのことは上手くいく。
自分だけでは難しくても、情熱があれば共感してくれた人が手を貸してくれる。
才能の有無は関係ない。
上位0.1%の領域を目指すのでなければ才能は不要だ。
「僕が」やりたいことは何だろう?
僕はYさんと添い遂げたい。
僕は少しでも多くの人が「自分がやりたいこと」をできるようにお手伝いをしたい。
僕はWEBやITガジェットが大好きだ。
僕は日本が「行き詰まり」を打開するきっかけを作りたい。
自分が何をしたいか考えたとき、それは「東大」の延長線上にはないことに気がついた。
それに気がついたとき、僕はすぐに退職して起業した。
ついでに思った
5.「生きる意味」を手に入れて
僕は今、コンサルティングを通してより多くの人が「自分がやりたいこと」をやれるようにお手伝いをしている。
そして、フリーのWEBディレクターとして、自分が面白いと思ったウェブページの制作をお手伝いしている。
仕事は世界中のどこにいてもできる「ノマド」な状態だ。
そして、経済的・時間的・精神的に余裕がある状態だ。
さすがに子どもがいるので、すぐにとはいかないが
2,3年以内にマレーシアかシンガポールに移住する予定だ。
自分がやりたいことをやる
あなたはできているだろうか?
よくわからないままに受験や仕事に打ち込んでいないだろうか?
やりたいことができずに、くすぶっていないだろうか?
今からでも遅くはない。
本当にやりたいことをやろう
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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