【必ず失敗する合コン講座・4】 ~幹事さんが心掛けるべき大事な仕事の話~
合コンの場で食いしん坊だと思われたい女性なんてのはおそらく稀でしょう。
男性陣が頼む気がない素振りをしていたら「料理足りないから頼もうよ」なんて中々言い出せないんですよ。
だからいっそのこと「料理を選ぶ楽しみ」よりも「安定感」を選ぶべきなんです。
それに料理を選ぶ時間があったら会話に充てるべきだとも思いますしね。
(4)幹事さんは司会進行役
幹事さんが、特に男性幹事さんがやるべき仕事は大きく分けて以下の3つです。
(A)乾杯から自己紹介への流れと進行
(B)タイムスケジュールの管理
(C)連絡先の交換
(A)は必然的にその流れになるかと思いますが、自己紹介にかける時間は長くても開始から15分以内を目安に進行していくようにしましょう。
そして必ず「フルネーム」「年齢」「職業」だけは始めに交換し合って下さい。
その際の注意点なんですが、個々を詳しく掘り下げていくのは一通り全員が自己紹介を終わってからです。
あまりダラダラ自己紹介をしていると始めに自己紹介した人の印象がどんどん掠れてしまいますから。
あとよく「下の名前(ファーストネーム)だけ」とかどうしようもない自己紹介で済ませている場面を見ますが、出会いを求めて集まった面々で大事な情報を小出しにする必要はありませんからね!
お互いのことを知るために合コンしてるんでしょ!?
そんなのはナンパでもされた時だけにして下さいよ。
はっきり言って時間の無駄です!
(B)は前項でもちょっと触れましたが、残り時間に合わせて会話を誘導するということです。
「自己紹介に費やす時間」「各人の情報を引き出す時間」「二次会やるなら全員が参加するように促す時間」「連絡先交換に費やす時間」を自分なりのタイムスケジュールを決めておいて進行できるようにしましょう。
これをその場の流れだけに任せていると必ずと言っていいほどロスが出ます。
他のストーリーでも何度も言っていますが、合コンは時間が限られているので有効に使うことを常に考えて下さい。
全員を引き合わせたら終わりじゃないですからね。
(C)は(B)でも言っていますが、これは合コンに組み込まなければならない必須事項だと思ってください。
そしてこの連絡先の交換は幹事さんが率先して指示をすることで全員がやりやすくなるということを知って下さい。
参加者メンバー側はよほど肝が据わっている人でもない限り自分から言い出せません。
なぜなら人は自分を拒否されることを極度に警戒するからです。
実はほとんどの人が「連絡先聞いて嫌な顔されたらどうしよう」とか考えてしまうんです。
でも人はそこに言い訳ができる理由があれば案外すんなり行動できるんですよ。
「幹事がやれって言うから交換しようか?」という「幹事の指示だから」という言い訳を作ってあげることが大事なんです。
それにこのことはまた次回以降のストーリーで掘り下げていきますが、1回目の合コンは次に繋げることに全精力を費やすべきなんです。
だから連絡先の交換は絶っっっ対にやって下さい。
次項に繋がる話なんですが、特に幹事さんだけでも異性側全員の連絡先をその場でGETして下さいね。
(5)合コン終了後のアフターフォロー
一次会で終わっても二次会までやっても、合コンが終わった帰り道で幹事さんは必ず異性側の参加者全員にメールを送りましょう。
(これをする為に幹事さんは解散する前に連絡先GETが必須なんです。)
このアフターフォローは参加者同士を繋げてあげることにも一役買うんですが、実はこれの肝は別にあるんです。
それは「幹事さん個人への飛躍的な評価UP」が期待できるからなんです。
これは男女関係という枠に収まらない、人間としての高い評価を得るための行為と言っても過言ではありません。
だって付き合う付き合わないを別にしても、自分のことを人間として好きになってもらうのは嬉しいものですよね?
それが異性からだったら尚更気分いいですよね?
しかもこれは合コンが成功しても上手くいかなくても使える、どんな状況でも使えてしまう謂わばウルトラC(表現古い)的な必殺技なんですよ。
これをするだけで幹事さんは圧倒的に出会いの輪・友人の輪を広げることができるんです。
次回以降の合コンのアテに困ることもありません。
合コンのアテがあって進行上手だと同性側からの評価も高まります。
・・・ほら、いいこと尽くめでしょう?
やらない手は無いですよね!?
よく「幹事役は気苦労だけ多くて実りはほぼ無いよ」という話を聞きますがそんなことはありません。
むしろ逆なので強調します。
幹事役は人望集めの絶好のポジションである、と。
【まとめ】
かなりの長文になってしまって申し訳ありません。
長々と付き合っていただいてありがとうございます。
合コン成功の肝は幹事さんが握っている部分が多かったので、いつも以上に書いてて熱が入り過ぎてしまいました(笑)
数々の合コンを見てきた自分なりに、幹事さんに伝えておきたいことのほとんどを詰め込んだつもりです。
特に人間心理を拾った箇所は深く認識しておいて下さい。
こんな表現は言い過ぎかもしれませんが、これを幹事として全うした次の日にはあなたの世界は変わっているかもしれませんよ。
そして参加者側で合コンを予定している人は是非このストーリーを幹事さんに紹介してあげて下さい。
幹事さんも参加者も、全員が有意義な時間を過ごすために共有しておいて欲しいお話でした。
~蛇足~
しつこいくらいに(1)と(2)でも伝えている「ありがとう」を言葉で伝えるということは、案外やれてそうでやれてない、でもやるとやらないでは全く違う印象になってしまう実にもったいないことなんですよ。
どんなに長く連れ添った夫婦でも、感謝の気持ちなんて思っていても言葉にしなければ伝わり切りません。
この「感謝を言葉で伝える」という行為は、社会において、結婚後において、子育てにおいて、どれだけ重要な身につけるべき技術かを知ってくべきか、苦手な人は改めて考えてみて下さい。
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