ピラティスとヨガの違い。

著者: 斉木 美佳


ピラティスとヨガの違いについても、よく聞かれます。

私の中のシンプルな分類法は、

もともとのメインの目的が、

ピラティスは、フィジカルを鍛えること。

ヨガは、マインドをコントロールすること。

ということです。

(もちろん、ヨガでもフィジカル[=身体的な能力]は向上します。)


また、コア(体幹部分)からの、四肢(手足)の動き利用するピラティスは、コアトレーニングに効果的ですが、コアを正しく使うためのルール(動きの制限)も多いように感じます。

一方、腕や足、大きく全身を使うヨガは、

ポーズ数もピラティスと比べて多く、バリエーション豊富で、全身にアプローチしやすい。

普段使わないところを動かすことで、全身の巡り, 循環を良くするのに特に効果的と感じます。

そこにプラス、

ヨガでも、筋肉やコアをしっかり意識して行うことで、ピラティスと同じ、筋力up, 体幹強化などに繋げることができます。


マシンピラティスと比べ、マットの上で行うピラティスは、ヨガ共通しているポーズも多くてややこしいのですが、

ピラティスの場合は、より骨格のアライメントや筋肉の動きに意識を向けて1つ1つのエクササイズを行うため、私のピラティスの先生は、ピラティスを "考えて行う エクササイズ" と表現していました。


ヨガでも、体の構造を解剖学的に正しく理解することは大事ですが、

"体の声を聞くこと=Listen to your body."

"呼吸"を深くし、その呼吸に、体の動きが気持ち良くついてくることが

まずは 大事かな〜と、ヨガをteachingする時には、思っています。


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