あの日見た空の色を僕たちはまだ描けない 第1話 出会った二人

3 / 7 ページ

先輩は 答えてくれなかった。



でも


それが  すごい  嬉しかったことは覚えている。


  

もしかしたら  そのときかも知れない。  








僕が 先輩のことを  好きになったのは 
















そして  卒業式の日。  








僕は 雪が降る中 先輩を見送った。  






本当は  声をかけたかったけど  




 かけれなかった。 






言葉が 見つからなかった。




でも  帰るときに  下駄箱に  手紙が入っていた。



その手紙は 別にラブレターとかではなく 



ごくごく 普通の内容だったけど。


手紙の最後には 


拓哉も  滝川高校に来てね 笑  


と書いてあった。









でも  僕は  これで  さよなら  するなんて  






いやだった。  






だから 僕は 



生まれて初めて  



告白をした。

  






もちろん 直接告白するなんて  できなかったので 






メールですることにした。  



僕はそのとき  てんぱっていたので  




何てメールしたかは 覚えていない。

著者の大森 拓也さんに人生相談を申込む

著者の大森 拓也さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。