☆滅ぼし物語☆1期7章

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著者: 高橋 ひろりん

ユーリ「やったぞ!」

ソル「とんだ邪魔が入ったね。これで進めるよ。」

短い言葉を交わし合いながら歩いていると神秘の洞窟の入り口に到着する。

ミナ「お父さんの仇を必ずとってみせるわ!!」

ユーリたちは神秘の洞窟の中へと足を進めた。洞窟の中は以外に明るく松明は必要なかった。

7話 完

8話(奇妙な道)

ユーリたちは神秘の洞窟の奥へと歩いていると地面からヌメヌメした液体が噴き出してきていた。

ユーリ「なんだこれは?!」

ソル「この液体に触れるなっ!」

その時、ミナが地面を踏み外したらしく液体が噴き出しているところに倒れそうになる。

ミナ「きゃあ!」

(ガシッ!)

ソル「大丈夫か?!」

ソルは態勢を崩したミナに早く気ずいたらしく、なんとかミナの手を掴んだ。そうしている内に液体が噴き出して足場がなくなっていった。

8話 完

9話(判断)

ソルはミナを引っ張って態勢を立て直すとユーリに呼びかける。

ソル「ミナが先にそっち側に飛ぶから受け止めろよ!!」

ユーリ「わかった!!早くこい!」

ミナは焦りながら助走して飛んでいったが、ユーリのいるところにギリギリで着地に成功する。

ソル「次は俺が行くッ!」

ソルが飛ぶ時には助走できる足場もなくなっていたが決死の思いでユーリのいるところに飛んだ。しかし、あと少しでギリギリだったのだがソルは運悪く液体の上に着地してしまった。

9話 完

10話(液体の恐怖)

液体がソルの足に付着する。素早く液体から抜け出してユーリの元に辿りつくが、ソルは足を抑えて苦しみだした。

ソル「うわぁぁぁぁ!!」

ユーリ「落ちつけっ!!」

液体はソルの足溶かし始めた。その時、ユーリは剣を抜くとソルの足に付着している液体を削るように剥がしていく。

ソル「いてえぇぇぇ!」

ユーリがソルに付着している液体を剥がし終えるとミナに包帯を巻くように指示した。

10話 完

11話(異変)

洞窟内が妙にうるさくなってきていた。ユーリの指示でミナがソルのもとに駆け寄った。

ミナ「じっとしていてね」

ミナがソルの足に包帯を巻き始める。その時、ソルの後ろ側から噴き出していた液体が固まり始めた。

ソル「ありがとう」

ユーリ「大丈夫なら先に進むのだが、どうするんだ?」

ソルは足を抑えながら立ち上がるとユーリに声をかける。

ソル「行こう!!」

ユーリたちは神秘の洞窟の奥へと足を進め始めた。

11話 完

12話(洞窟の主)

ユーリたちが神秘の洞窟の奥へ進んでいると100m程先から叫び声がきこえた。

バットデビル「ギィィィ!!」

ユーリ「なんだ?!」

叫び声を辿ってユーリたちは神秘の洞窟の奥地に着く。

ミナ「遂に来たね・・・」

奥地に足を踏み入れるとともにユーリたちの視界にバットデビルの姿が見えた。

バットデビル「ギィィィ!!ナンダ??」

バットデビルはおぞましい声を上げているが言葉を話せるらしかった。

12話 完

☆バットデビル☆
   説明、洞窟の奥に棲んでいる人型の黒い悪魔。背中に翼が生えていて飛行することができる。主な攻撃は体当たりや強靭な爪で引っ掻いたりして攻撃を仕掛けてくる。バットデビィが長い年月が過ぎて成長するとバットデビルになる。しかしバットデビルになるバットデビィはごく少数のみ。言葉を話すことができるらしく、魔界にも生息していることも確認されている。

13話(謎の動き)

バットデビルはユーリたちを視界に捉えると翼を広げて飛び始めた。

ユーリ「なんて大きいんだ!!」

バットデビルはユーリたちの周りをぐるぐる回り始めていた。

バットデビル「マオウサマ・・・イマタスケマス」

ミナ「あいつなに言ってるの?!」

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