☆滅ぼし物語☆1期8章
話しを聞いていたミナがソルに話しかける。
ミナ「辛い旅になるんじゃないの?!私はまだお父さんの仇を取れていないからついていくけど・・・」
ユーリ「決まったな。じゃあ今日は宿屋に戻って明日の朝に出発しよう」
そうすると、ユーリたちはエミリアの店を後にした。
21話 完
22話(決意を胸に・・・「2」)
ユーリたちは占いの店を後にして20m程歩くとエミリアの声が微かに耳に入る。
エミリア「頑張ってねーーー!!」
エミリアの声を聞いたユーリたちは思わず走り始めて中央広場へと向かう。
(タッタッタッタッタッ!)
占いの店を後にして280m程走ると中央広場に到着する。中央広場は静かになっていてディア・フゥルスが見当たらなかった。
ソル「どうなってるの?!」
ユーリたちが中央広場の辺りを見渡していると緑色の石を見つける。すかさずソルは緑色の石を拾い上げた。
22話 完
23話(決意を胸に・・・「3」)
ソルが緑色の石を拾い上げると声が微かに聞こえてくる。
フィリニア「なんとか追い払えました。早く魔王を滅ぼさないとまたこういうことが起きてしまいます・・・」
そういうと緑色の石がだんだん光を失っていく。
ソル「どうしたの?!」
フィリニア「ここで一旦お別れのようです。後は頼み・・・ま・・・」
緑色の石が光を失い、ただの石ころになった。
ユーリ「くっ、逃げてしまったからか・・・」
小さな声でそう言って後悔するがもう遅かった。
23話 完
24話(決意を胸に・・・「4」)
中央広場で3分程時間が過ぎるとユーリたちは宿屋へと向かいはじめた。
ユーリ「宿屋に戻るぞ・・・」
ソル「わかった」
短い会話は交わしながら歩いていると宿屋に到着した。宿屋の中へ入って部屋を借りると、それぞれの部屋に散っていった。
(ガチャッ!!)
ソルは自分の部屋に入るとベッドに座り込む。
ソル「魔界か・・・あの時はあそこが魔界とは知らなかった。もしかしたら俺がいた檻は魔王城の中の??」
考えこんでいる内に辺りが暗くなり、急に眠気が襲ってくる
24話 完
25話(決意を胸に・・・「5」)
眠くなったソルはそのままベッドに入り、眠りについた。
ソル「・・・zzz」
朝を迎えるとともにソルは起きて一人で準備を始めた。
(ガチャッ!)
ユーリも起きたらしくソルが準備しているところをみた。
ユーリ「なぜ起きているんだ?!」
ソル「寝れなくて・・・」
ソルの言葉を聞いたユーリは自分の部屋に戻って準備を始めた。そこから30分程の時間が流れると準備を済ませたミナとユーリがソルの部屋に入ってきた。
25話 完
26話(辛い旅に覚悟して・・・)
ユーリは準備が丁度終わったソルを見る。
ユーリ「出発するぞ!」
ミナ「辛い旅になりそうね」
ソル「そんなことはないよ!!」
軽い会話を済ませると宿屋をでて少し歩いて栄える街を出た。
ユーリ「いくぞっ!!」
ソル&ミナ「はいっ!!」
覚悟を固めたユーリたちは魔界へと向かい始める。
8章 完
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